辛い~夜泣き。育児書にはいろいろアドバイスがあって、読み漁りました。でも、読めば読むほど自分が責められているようだったし、実践しても結局収まらず母親としてだめ!と烙印を押されているようでどんどん落ち込んでいきました。
でも、過ぎてしまったからこそ言えることは・・・
結局のところ時期が来れば収まるんだから一番楽に乗り切れる方法でいいんだよ!
別居と同時期にはじまった夜泣き
小さい頃の子育てで一番辛かったのが夜泣きでした。悩んでるママも沢山いるんじゃないかな?特にシンママは独りぼっちだから一時も逃げ場がなくて本当に辛いよね。
懐かしいと思える程遠い思い出になったからこそ思うことはもっと楽に考えても良かったのかも。。。ということです。
今辛いママの少しでも一息になればと思って私の経験をお話しますね。
5か月という早い時期から2時間どころか90分おきの夜泣き
私は5週目からつわりがはじまり、おさまることなく産むまで続きました。
なんてったって分娩台あがって第一声が『吐く~~~!』だったからね(笑)
そのことに象徴されるかのように私の子育ては人よりもかなりハードなことが多かったです。
子供って本当にいろいろで、手のかからない子は本当にかからないものなんです。でもうちはいわゆる疳の虫の強い子とかってやつで、おばあちゃんとかには「疳の虫切りにお寺に行った方が良い」とか言われたくらい。。。
そんなんで大変なのが変わるかっつーの!
そんなわけで疳の虫の強い子と言ったら夜泣きだよね~って感じで結構早い時期から頻繁に起きる夜泣きが何年か続きました。
育児書に翻弄されてすり減っていく地獄の日々
最初は「これが夜泣きってやつね!」って軽~く考えていて、何なら成長の証!くらいなノリでした。この先何年も苦しめられる序章だなんて思ってもみなかった。。。
罪悪感に押しつぶされる
最初はそんな風に簡単に思っていたけど、ひどい時は5分10分で頻繁に泣くようになり、これは育児書の通りに行くような一筋縄で解決できる問題じゃないなってことはすぐに分かりました。
さらに別居のはじまった時期とほぼ同じ時期にはじまったから、親のストレスを受けて子供が夜泣きをしてるんじゃないか?とかって自分を凄い責めましたね。
育児書を見てさらに落ちこむ
かなり辛ったのでいろんな育児書読み漁りました。
でも読めば読むほど自分が責められているような気になり、ダメな母親だ~とどんどん落ち込んでストレスたまっていきました。
生活スタイルを見直そうとか言わないで
赤ちゃんの生活リズムが整っていないのが原因。ちゃんと7~8時には起きて、夜も8時くらいには寝かしつけをして、規則正しい生活リズムを作ってあげましょう!とか言うんですよ。
いやいや、寝かしつけで4時間とか抱っこしてゆらゆらしてたりするほど、生活リズムが大事っていう言葉に翻弄されて必死になってた私が生活リズム気にしてないわけないじゃん!
母親がちゃんとしてないからダメなのよ~みたいなこと言わないで(;;
ストレスを解消してあげようとか言わないで
昼間の時間に沢山遊ばせてあげて、かつ好奇心を刺激しすぎないような適度な安定した生活を心がけて、ストレスのない生活を作ってげましょう!とか言うんだよね~。。
毎日子育て支援センターとか子育て広場とかに連れて行って、同年代の子供たちとも遊ばせてるし、ほぼスリングで抱っこして密着して安心できるようにとか全ての時間を子供のために尽くしてる私にそんなこと言わないで・・・(;;
授乳に頼るのは良くないとか言わないで
夜泣きした時に授乳をさせるとすぐに泣き止むことが多いですが、これをすると翌日の朝の飲みに影響するし、授乳なしでは寝ない子になったり、卒乳にも影響が出るので、極力授乳以外の方法でとんとんしたり、ゆらゆらして寝かせましょう!とかいうんですよ。。育児書って。。
そんなこと分かってるけど、も~ど~にもならないんだよね。。(;;
結局試行錯誤でいろいろ試しましたが、調べても試しても結局のところ母親としての自分のふがいなさを責める一方でどんどん落ち込んで憔悴しきってましたね。。
区の子育て広場を利用した時の相談員の言葉で救われた
イライラするわ!って思ってもいいんだ
最初は泣いたときに「どうしたの?」「大丈夫だよ~」とかって優しい言葉であやしていましたが、頻回すぎ&収まる気配を見せない夜泣きで、さすがに辟易していました。
そうなると夜泣きのたびに本音を言えば『うるさいな!いい加減にしてよ!』って気持ちが芽生えてくるんです。
でも、お母さんがそんなこと言っちゃだめだよね。子供だって辛いんだから・・・って、そんなことを思っちゃう自分をまた責めるという悪循環で限界だなぁと思っていた時に、たまたま遊びに行った子育て広場に結構お年を召された相談員の方がいて話かけられました。
で、夜泣きの話になって「2時間どころかひどいと10分とかで泣くんでまいっちゃいます。。」って作り笑顔で余裕の体で話をしたら、その上品そうなおば様が
「あらあら。。そんなに頻繁に泣かれたら『うるさいからしずかにしてね~』ってぎゅ~ってしちゃうわね(笑)」って言ったんです。
言葉尻だけ読んでこの『ぎゅ~』って皆さんなんだと思います?
抱きしめる!とかを想像しますよね。
ところがこのおば様、笑顔で優しい声で首しめるジェスチャ~しながらこれ言ったんです!!
衝撃でした!!
でも一方でこんな上品そうな相談員というベテランさんでも『うるさいから黙ってほしい!』って冗談とは言えこんなジェスチャーしちゃうくらい大変なことなんだって思ったら一気に張りつめていたものがほわ~んってゆるんでいったのが分かりました。
『あ~うるさい!やめて~っ』て思ってもいいんだ。。って。そういう意味で衝撃でした。
共感して頑張ってるね!と言われ救われる
とは言え、「あはは、さすがにそれはだめですよ!」ってこっちが笑いながら言ったのを聞いて、おば様は「そうよね(^^)でも、ママは本当に大変でしょ。本当に良く頑張ってるわね~。立派なママね~。」ってねぎらいの言葉をくれたんです。
誰かに言ったら「ママがもう少し生活リズムを作ってあげたり、昼間もっと遊びに連れて行ったりしたらいいんじゃない?」なんて、、おまえは育児書か?!なんてこと言われるような気がして誰にも言えなかったし。。
それが、おば様は私を責めるようなことやアドバイスとかも言わずにただただ「大変だわ~えらいわ~」ってほめてくれたんです。
何ヶ月もこういう時間が続いていることを話していたから、今更当たり前のアドバイスなんていらないわねとベテランだからこその計らいだったと思います。
この日を境に気持ちが物凄く楽になって夜泣きに対する考え方やアプローチも少し変わっていきました。
結局、授乳で良かったんじゃないかな?!というのが本音
夜は「添い乳」で親子ともにストレスなく寝る
おば様に褒めてもらって癒されてからは自分がいかにストレスため込んでたかに気づいて
『そうよ!大変なことなんだからストレスたまらない楽な方法で乗り切ればいいのよ!』という方向に考えを変えました。
何なら・・・
生活リズム?!んなもん知るか!
眠たきゃそのうち寝るわ!
というマイルールで乗り切りました(笑)
寝るところから朝起きるまで基本添い乳スタイル!なんで子供の右側に寝たり左側に寝たりというのを夜中に何往復かやってましたね。
これって逆にシンママだからこそできるのかも!
だって常に夜は胸出してた(爆)
ただ、間違いないでほしいのですが、この吹っ切りで夜泣きがおさまったわけじゃないんです。
だって、私いまだに2~3時間おきにしか寝れない体になってしまったほど、この後も長いこと夜泣きと付き合ってましたから。。
結局時期が来れば自然とおさまる
でも、いつかはなくなります。一生夜泣きしてる人はいないからね。
友達で夜2時間おきに泣くんだよね~って人いないでしょ?
いるとしたら、それは別な意味で大変なことになってるから助けてあげて・・
いつかはちゃんと朝まで寝てくれるから!
自分も子供も一番負担のない方法で乗り切るほうが良いです!
今じゃ爆睡してる息子!ってか起きない(笑)
年長さんの頃には隣で結構な音量で映画見てても起きないくらい爆睡する子になってましたよ。
年長さんの頃になって、うちの子一人だけお昼寝早々にしなくなりました。基本体力がある子だったんでしょうね。
それに心配してた卒乳だって結構簡単にできました!
イライラするより、なるべく楽なストレスのたまらない方法で乗り切って平和な親子関係であることの方が絶対に大事です!
自分も子供もほめて適度に甘やかして乗り切りましょう!
コメント