最近レモネードが流行っていますね。
昔は喫茶店にも定番メニューであったような気がしますが、気づけば滅多にお目にかからない物になっていましたよね?
それがブームのおかげでファストフードなどでも見かけるようになって久々に飲んだら美味しいうえに、マスクと夏の暑さでバテ気味な体を一気にリフレッシュしてくれるので改めて『レモネードって凄い!』と思い、美容にも良いのではちみつレモンから作ってみました。
夏バテにも美肌にも効果の高いはちみつレモンの作り方、効果はもちろん、デザートだけでなくメイン料理にも使えるアレンジレシピなどをご紹介します。
自家製はちみつレモンの材料
・はちみつ レモンがつかる程度
・ローズマリー お好みで
・密閉容器
自家製はちみつレモンの作り方
まずは密閉容器を煮沸消毒しておきましょう。
煮沸消毒は2分程度熱湯でぐつぐつ煮ればOKです。(耐熱容器であることを確認してくださいね。)
そんなに長期保存しないのであればそこまで気にすることはないと思います。
私が今回使った容器は結構大きかったので、煮沸消毒した物のちょっと隅々まで出来ているか心配だったのでアルコール消毒スプレーをしました。
ちなみにうちのレストランではほぼ全ての容器や調理器具にアルコール除菌スプレーを使っています。煮沸消毒より手軽です。
どちらの場合もキッチンペーパーで拭いておきます。
アルコールスプレーは本来ふき取りはいらないのですが、今回のはちみつレモンでは水分が入るとカビの原因になるので、その意味でしっかり乾燥させます。
②レモンを輪切りにし、両端やタネは極力取り除きます。
↑スライス幅をどうしようかなぁ~と考えながら切ってたので薄いのと厚いのがありますが(笑)、、お好みです(爆)
③容器にレモンを入れたらはちみつを注ぎます。
③レモンがひたひたになるくらいまではちみつを入れたらローズマリーを入れます。
このローズマリーはうちのお庭のローズマリーです。お好みなので香りを強くしたい方はもっと入れてもいいですし、なしでもOKです。
④冷蔵庫で2~3日ほど保管しておくと出来上がりです。
時々さかさまにしたりしてなじませてください。写真は翌日ですが、半分ほど迄レモンから水分が出て既にレモネードとして飲めるくらいでした。
自家製はちみつレモンのアレンジレシピ
まだ漬けて1日目なのでとりあえず試しにレモネードを作ってみました。
レモネード
はちみつレモンと炭酸を1:4くらいの割合で割ります。
漬けたばかりなのでこの割合ですが、もっと漬かってきたら炭酸を多くしてもいいかも知れません。
一緒に漬けたローズマリーやミントを浮かべるとぐっと大人っぽい苦みが加わって一味違ったミントレモネードになりますね。
ミントはうちのお店で作るサングリアなどには最初から漬け込みますが、葉っぱが弱いのでいざ飲むときには黒くてしなしなになっちゃうので、飲むときに浮かべて、味や香りを出したいときはモヒートのようにマドラーでつぶして飲むのをおすすめします。
チキンのはちみつレモンソース
チキングリルの要領でチキンを焼いていきますが、最後にはちみつレモンをひとかけして漬けたレモンも1/4カットして一緒に焼いていくとさわやかなレモンの風味とはちみつの甘さがポイントになって夏らしいチキン料理になります。
サーモンのホイル焼き はちみつレモン風味
ホイル焼きをお皿に盛った後、はちみつレモンをひとかけするだけです。
どちらかというと冬の料理っぽいホイル焼きも、はちみつレモン風味で夏らしいアレンジになります。
はちみつレモントースト
パンの上にバターとはちみつレモンをレモンごと並べてトーストします。
バターとはちみつはよくやるのですが、ここにレモンジャムが入るようなイメージです。
カマンベールチーズのはちみつレモン焼き
カマンベールをフライパンで焼くのですが、その時に上からはちみつレモンをかけます。
はちみつがちょっとカリっとしてお菓子っぽいアレンジです。
焼きリンゴのはちみつレモンがけ
リンゴを輪切りにしたものをフライパンで焼きます。
軽く両面をソテーする感じです。
焼き目が付いたらお皿に盛り、はちみつレモンとシナモンを振りかけます。
アーモンドやクルミを砕いたものも一緒に振りかけて、アイスを添えるとなお美味しいです。
その他のレシピ
その他にも魚介のマリネにひとかけしたり、紅茶やヨーグルトに入れるなどの定番もありますね。
少量の水と一緒に混ぜて凍らせればはちみつレモンのシャーベットもできますよ。お好みでいろいろアレンジしてみて下さい。
はちみつレモンの効果
はちみつに関しては以前コムハニーの記事を書いているのでこちらも参考にして下さい。
風邪の時にはちみつレモンを飲むのでもお分かりのようにはちみつもレモンも栄養価の高い食材ですので、はちみつレモンは元気の為にも美容のためにも良い効果が沢山あります。
疲労回復
レモンのクエン酸は疲労回復に効果があります。
またはちみつは単糖類なので、体に入るとすぐにエネルギーに変わる効率の良い食材ですので元気になります。
免疫力向上
レモンのビタミンCは病原菌をやっつけ抗酸化作用で活性酸素から体を守ります。
また、はちみつのグルコン酸は腸内の善玉菌のエサとなりますので腸内環境が整います。免疫は腸内環境のバランスによるところが大きいので、これにより免疫力が向上します。
便秘改善
上記と同様の理由から腸内環境が整うことで便秘の改善にもつながります。
リラックス効果
レモンなどの柑橘類にはリモネンという香りの成分が含まれています。
リモネンはリラックスした時に発生するα波を発生させるといわれていますので快眠にも効果があります。
アンチエイジング効果
レモンに含まれるビタミンCは抗酸化作用があり、活性酸素を除去しアンチエイジングに効果があります。
クエン酸による新陳代謝を促す効果にプラスして、はちみつに含まれる亜鉛でもこの新陳代謝を促し、ダブルで効果があります。
ビタミンCはコラーゲンの生成にも必須の成分ですのでしっかりとれるはちみつレモンは美肌効果がバツグンです。
口臭予防効果
口臭は腸内環境の悪化と口内の唾液の減少によって引き起こされます。
クエン酸の酸味で唾液の分泌を促し、はちみつのグルコン酸で腸内環境を整えます。
またはちみつは殺菌作用があるのでミュータンス菌の活動をおさえます。
そういった意味で口臭予防だけでなく、虫歯予防も含めて口腔内のケアとしておすすめの食材です。
風邪などの喉の痛みを軽減
はちみつには水分を保持する働きがあり、粘膜を保護するので喉の痛みに効きます。
また殺菌作用により口内炎などにも良いですね。
動脈硬化を予防
はちみつに含まれているコリンという成分は血管を拡張させるので動脈硬化に効果があると言われています。
また動脈硬化には活性酸素の除去が大事になりますが、これは先ほどから出てくるようにレモンのビタミンCが効果あります。
さらにレモンの皮と実の間の白い部分にはポリフェノールも含まれています。
動脈硬化に効果があると一時期赤ワインがブームになったことでも分かるように、ポリフェノールは動脈硬化に効果があります。
動脈硬化は悪玉コレステロールであるLDLが酸化して酸化LDLとなることが原因なのですが、ポリフェノールはこのLDLの酸化を遅らせることができます。
【自家製はちみつレモン】まとめ
いかがですか?もう~書ききれないくらいの効能効果があるはちみつレモン!
お料理にレモンってあまり頻繁には使わないので、私はもう何年もレモンは買っていませんでした。
でも、今回自家製ではちみつレモンを作って、いろいろ使えるなぁというのが分かりました。
冷蔵保存すれば半年ほど保存できるようですが、正直今回のレモン2個分は恐らくあっという間に使い終えそうですので、本当に次は無農薬をお取り寄せして大き目容器で作って常備しておこうかなと思います。
皆さんも是非作って、暑い夏を乗り切って下さいね!
って言ってるそばから息子が「レモンスカッシュうめ~!」とがぶ飲みされて2日目にしてレモンだけになってるよ~!
まじか~~~!!!でも、入れるだけで簡単なのでまた作ります!
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