シンママはお金だけじゃなく時間もない
美容のこと興味ないって女子(←敢えてね)はいないと思うけど、私も例にもれず、独身時代は暇さえあればソニプラ(今は名前変わったね。知ってるよ。でも敢えてね。
私にはソニプラって言うのすらワクワクしたもんだからさ)うろついて、新しいコスメや美容グッズを試してたな。
芸能活動をしていたということもあって、カメラマンさん、スタイリストさん、ヘアメイクさんなんかの話を聞くことも多くて、さらに言えばジャケ写の撮影とかPV撮影があれば、四方八方からアドバイスという名を借りたダメ出しが降ってきましたね。
「私、別にタレントじゃないんですけど、、、」とかって内心思ってる自分を見透かしてるかのように、カメラマンさんに言われた言葉を今でも覚えてる。
「chikakoのPVとるために俺たち各分野のプロは自分の持てる最大限の力を持ち寄ってここにいる。chikakoはその表に立つ者として、お肌をベストな状態で来るとか少しでも美しく見えるように最大限の努力をしてくるのは当たり前でしょ?!」
ごもっとも~~~~!!です。
そんな経験もあり、普通に女の子をしてた頃よりは、自分のことに時間やお金をかけていた独身時代。多分周りのお友達と比べたらはるかに知識も経験も多かったと思います。
現実主義な私がたどり着いたのはエステなどではなく美容皮膚科やサプリ、美容機器などでした。
それだけに

シンママになって今まで出来てた美容に関する諸々のほぼ何一つできなくなったことは結構辛かったです。。
シンママになってはじめての美容院は苦い思い出
小さい子供を一人で育てていると離れている時間ってのが基本的にはないです。
仕事をし始めてからは唯一保育園に預けている時間だけが離れている時間。
私は出産した日から助産師さんにお墨付きを頂いたくらい数人に一人の動物的な母性があふれちゃうタイプらしく←なんじゃそりゃって感じだけど、、、
例えば産院で出産後って普通は疲れ果ててぐっすりらしいんだけど、私は覚醒しちゃった感覚というか。。。遠いはずの階の違う分娩室で生まれたての赤ちゃんが泣く声が物凄い近くに聞こえて、人の子ではあるけど、命の誕生に歓喜あふれて涙が止まらないという数日を過ごして、睡眠薬をもらったほど。。そんなだから基本一秒でも早く息子に会いたくて仕事終わったら駆け付けていたんだけど。。。
そんな日々が続いて気が付けば半年ほど経って「あれ?私美容院いつから行ってないかな?」となるわけです。働くママさん達は時々旦那に預けて美容院に行ったり、友達とお茶したりするわけだけど、、
ワンオペのシンママにはそれが難しい!
まぁ、、、いっかとか思いつつ、枝毛気になるなぁ・・・まとまらなくなってきたなぁ・・・とか日々思うわけですよ。
独身の頃は少なくとも2か月に1度は行ってたのに。
で、8か月目くらいになった時に、さすがにこれはね。。ってなって、仕事が早くあがれそうな時にシフト調整してもらって早くあがり、美容院に行って髪を切ってそれから保育園のお迎えに行ったんです。
まず、仕事場で「〇日早くあがらせてもらいたいんですが。。。」と行ったときに「何かあるの?」と聞かれ「もう8か月も行ってないんで美容院に行きたくて」と行ったときのシフト担当の女性のあの顔は忘れられない。。「はっ?!(何言ってんの?)」カッコ内は聞こえたような気がした彼女の心の声ね。
さらに、子供をお迎えに行ったときの保育園の先生の顔がこれまた一生忘れられない。
「美容院に行ってきたんですか?保育園は仕事をしている人が子供を預けるところなので、遊びに行ったりする時に使われては困ります!以後しないようにして下さいね!」と私よりはるかに若い先生に怒られました。
不覚にも泣きそうになったね。あの時。。。

こんなに一生懸命一人でママとパパの役をこなして、ともすると崩れそうな自分を必死に奮い立たせて頑張ってきたのに。。
8か月に一度だけほんの1時間ほど自分のことしただけで、こんな言われ方。。。まるで自分が子供置いて飲み歩くネグレクト!とでも言われているかのような辛さ。。
確かに理屈はそうなんです。ちなみにシングルで職なしだった私の保育園優先度はフルタイムの共働き夫婦よりはるかに点数低かったから、保育園のありがたみは良く分かってました。
だから、ルールを破った私が確かに悪い。でも、他のママ達お茶したりしてたよ?
まぁ誰かがやってるから私もいいじゃん!ってのは筋が通ってないけど。。
でもあの日「あ~そうか職場の女性スタッフと言い、保育士と言い、、シンママとして生きていくってことはこういうことなんだなぁ」って世の中の洗礼を受けたような、本当に衝撃的な日でした。

シンママは美容院にも行けないのね。。
どうしろっつーの?!
で、この先の世知辛く荒波であろう日々を思ったら絶望的な気持にもなったんだけど、、元来負けず嫌いな私は、考えれば考えるほど今度は腹が立ってきたんだよね。

どうしろっつ~の?シンママは当たり前のことすらするなっていうの?
で、なんか良く分かんない方向にその怒りパワーが動いて、それ以来私は基本髪は自分で切ってます。やってみたら、昔から髪いじるの好きだったせいか意外と上手で、胸までのロングから顎上のボブにした時は美容師のママに驚かれたほど。。
だから、中学生になってヘアスタイルなどに相当の注文を付けてくる息子の髪もいまだに私が切ってます。中学入るころに何度か美容院連れて行ったけど、最終的に「やっぱマミーの方が上手だわ」とお墨付き頂きました。
辛かった経験や怒りのパワーも最終的にプラスな結論に導ければ経験してよかったことになるね。ただ、おませな年ごろになった息子のカットご指名は頻繁過ぎてちょっと面倒くさい(笑)
それでもきれいにしていたい!だって女の子だもん(笑)!
まぁ、そんな洗礼を受けて、実質的にお金も時間もないし、、、

あぁこのまま私は貧乏くさいおばさんになっていくのかぁ。。。
って思うわけないじゃん!

だって女の子だもん!きれいにしてたいもん!
全部は無理!ならどこにかける?
きれいにはしていたいけど独身の頃と同じには無理。なので、ここは!というものを厳選していくしかないですよね。
その線引きをシンママ目線で!
切り詰められるもの
時間とお金に余裕のないシンママ目線で切り詰められるもの。ここには、かけなくてもOKというもの。
単なる自己満足なもの
例えば、高いエステとかヨガとか。私は子供産んですぐは流行りのベビーマッサージとママのヨガがセットになった、今思えばセレブかよ!ってのに通ってましたが、、
正直こんなのやりたきゃ家でできます。完全に子供と自分に手間かけてる私、素敵!っていう自己満足です。
あとは、見栄みたいなものは排除したほうがいいですね。
例えば毎月のヘッドスパとかトリートメント←仲良しの美容師さん曰くあれは全部自己満足だよ。家で毎日やるほうが全然いいよ!とのこと。
基本、他人の目があるものは自己満足のためのものが、多いかな。ジムとかもそうだな。
そもそも恐れ多いお高いもの
私の経験ではエステより美容皮膚科のほうがはるかに効きます。金額的にも同じ料金払うなら美容皮膚科のほうが手っ取り早い。
ただ、最近はやたらCMうってるところみたいに明らかに宣伝広告費かけてるところはやめたほうがいいです。
なめてます?!
って金額の上に、混んでて予約もろくにとれず偉そうとかってことが往々にしてあります。
なので、余裕があるなら美容皮膚科行きたい!けどシンママとなった今、私には100%無理です。
そう、今の私にはおそれ多いです。
ただね、理屈が分かってれば似たようなものを自宅で安くできたりもするので、、とりあえずは我慢かな。
キレイを維持するためにここは大事ってとこ
お金かかるものは、基本省かれていくのだけど、どこまでもけちっていくとホントに精神的に病むし、見た目も貧乏臭くなってしまいます。
子育てにおいてママが精神的に前向きというのはとっても大事。
それこそ、別居してこの先不安しかなかった頃は正直子供にも物凄く悪影響与えてたと思います。
虐待はしてないけど、常にイラついていたような気がするし、ちょっとしたことで怒りのスイッチが入ってたと思います。
あの頃の自分には二度と戻りたくないと心底思うし猛省しているからこそ、多少借金しても満たされて笑顔でいる方をよしとしてます。
借金、、当然してます。
だってシンママだもん!・・・って自慢すな!ってね
もちろん世の中には借金もカードも使わずまっとうにやりくりしてるシンママ沢山います。
でも私は借金してます。ここら辺は別にお話する機会を設ける予定ですが
今しかできないことにはお金かけて良い!
と思ってるからです。
たとえば、小さいうちにしか経験させることができない幼児キャンプとか。いまやらせることに意義があると思うことにはローンなりカードなり使ってでもお金かけます。
↑もちろん自分の返せる範囲でね!それと銀行系のカードローンとか大手クレジット会社程度ね。やばいところは絶対にやめましょうね!
借金地獄になったら笑顔とかって問題じゃなくなっちゃうからね。
自己満足でも現実問題気分があがるもの
そんな訳で、しなくてもいい自己満足かもしれないけど、笑顔になれるから!気分あがるから!ってことには多少かけちゃいます。
でも、極力お安くすむように厳選もします。
私の場合はネイルとピアスと靴です。
ネイル
ネイルは常に自分で見えるということもあり私にとってはめちゃくちゃ大事でここは手を抜けない!
ただし、シンママは忙しいからマニキュアだとすぐ剥がれて効率悪いです。
ジェルネイルがおすすめですが、当たり前ですがサロンなんか行きません!
私は10年以上前からセルフです。昔は結構機材も高かったし、面倒な手順が多かったけど、今は本当に手軽でマニキュアと同じようにできるので、絶対セルフでできると思います。
というか、もしセルフでできないなら恐らく恐れ多い物になっちゃうと思います。
私はセルフでかつ、かなり長持ちさせるように月に一度程度しっかり時間をとって丁寧にやります。そういうのが好きなんで癒しにもなるし、一度きちんとやれば飲食店で洗い物ふくめ、かなり指先を酷使する私でもほぼ1か月何にもしなくて良いのでおすすめですよ。
パーツが取れないとか剥げにくいというのは子育て中のママとして安全面でも大事なことなのでね。
ピアス
とにかく揺れるものが好きなんだな。。。ピアスは定期的に買わないと発作が起きる~~!ってくらい好きなので、3か月に1個くらいは買ってよしとしてます。
でもこれも今は本当に安く買えるからね。300円ショップとかも全然かわいいし、レディースファッションサイトのバーゲンとかだと100円とかで買えるから、賢く選べばそんなに贅沢ではないです。
靴。。。ヒール
これはもはや病気の域です。
外反母趾がひどいのではけないんです。基本的にはなのに、どうしてもどうしても好きで好きでほしくなる!
でも、これも今はプチプラでも良いもの沢山あるのでね。しかも
洋服自体をめったに買えないので、一通りそろえたらその先はないので、よしかな。。と
なるべくいろんなコーデに合わせられるように厳選してます。
独身の頃みたいに、デザインが大して違わないものを買うことはやめました!ってかできなくなりました(爆)
コスパの良い本質的な美につながるもの
コスパというとお値段が安いというところに目が行きがちですが「安かろう、悪かろう」なものもあるので、その場限りのお値段だけではなく、もっと長いスパンでみて、本当の意味でのコスパです。
サプリ(美容系ではなく免疫のためのもの)
本質的な美というのはやっぱり食べるものとか中からのケアですね。
余裕あるころは美容系のサプリを定期購入とかしてたけど、これは完全に贅沢ですね。
で、最終的に肌や体は何を欲してるのか?何を与えたらきれいになるのか?体のどういう機能が作用しているのか?
そんなことを調べて考えて最終的に出た答えは、腸内環境を整えることでした。ここがきちんときれいに整っていると、免疫も高まって肌のトラブルも遠ざかります。
ここが整っていれば人間の恐ろしいほどに素晴らしい機能で肌や体は普通に新陳代謝してきれいになります。
腸内環境は免疫にかかわるところで、病気とかの予防にもつながるので、私は年齢的に自分だけでは厳しかなぁって年になったことも考えてこれだけはサプリ続けてます。
ヨーグルトとか機能性飲料なんかと迷ったんだけど、自分で試してみた限りでは合ったサプリを見つけられればこの手のサプリはヒアルロンとかと比べたらはるかにお安いので、機能性飲料を毎日飲むより安いかなという結論に至りサプリを続けてます。
体とキレイと両方に大事って思えばコスパかなり良いと思います。肌荒れ、口臭体臭ケア、免疫力アップ、ダイエット、、、これら全部にかかわるなら納得かな。
美容家電、美容機器
一見これって贅沢品のような気がしますが、私は結構早くから美容家電、美容機器購入していますが、長いスパンで見て圧倒的にコスパ良いし、効果も圧倒的です。
下手に高い化粧水なんかを継続するよりずっとコスパも効果も良いです。
美容家電って毎年新しいものが出ていますが、その出力などは10年前のものとほとんど変わっていないものが多いです。
要は技術的にはもうマックスなんです。
そもそも美容家電の出力は国で決められた基準にのっとっているからです。
ここが法改正とかならない限り相当前から技術的にはマックスなんです。
ここ数年の美容家電の更新はいくつかの機能が1台でできるとか、スタイリッシュになったとかっていう小さな改善がほとんどです。
確かにメーカーの保障としては終わっているかも知れませんが、超音波美顔器やイオン導入機など、、私は20年近くたっている物いまだに全然使えています。
そう考えたら、美容家電や美容機器はちゃんと選べば絶対にコスパ良いです。
ボディー、フェイス、バストに使える最近のコスパ最強美容機器はこれ↑
やっぱり子供はきれいなママが大好き!
小さいころの息子の言葉
小さい頃ってままのこと全面的に認めてくれるから「ママはかわいい!きれい!」って思ってるみたいです。
うちの息子は何故だか愛情表現が外人なみで、小さいころから誰がいようが、どこだろうが「ママ大好きだよ!」とかって大きい声で頻発します(^^)
そんな息子とのお出かけの時、電車の中でのこと。。。
なんかの会話の流れで「もう~ママはおばさんだし、、」って言ったら
「ママはおばさんじゃない!かわいい!」って激怒したんです(笑)
嬉しいけど、周りの白い目!「いやいやおばさんだろ!」と言わんばかりの白々しいお顔。。
認めないと息子はどんどん怒って声が大きくなるけど、こんな大勢がし~んとしてる車内で「そうね、ママはかわいい!」とはさすがに言えないので「ありがとう!」と言って必死になだめました。

あ~子供はこんな風に激怒するほど『お母さんがかわいい!きれい!』って思っていたいんだなぁ。。。
反抗期と言われる年代になった息子の言葉
ママはかわいい!と激怒していたあの頃は遠い昔になり、それなりの反抗期に差し掛かった息子。でも、一緒に出掛ける時に日傘をさすと「おばさんっぽいからやめて!」とか洋服やアクセサリーがイケてると明らかに機嫌が良くなり「今日いいじゃん!」なんてツンデレながら褒めてくれます。
正直小さいころに手放しに誉めてくれてた頃より遥かに真実味があって嬉しいです。
授業参観とかでも女子の間で話題になってるとかって嬉しそうに話してくれて親子ででれ~っとしちゃったりします。
気持ち的には小さい頃と変わらないんですね。
画一的ではなく、根源的な美は地球を救う!かは分からないけど、少なくともうちの家族は救う!ので頑張ろうと思います。
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