負けん気発動中!挫折しそうな時に救ってくれる言霊の力を伝えました

成功へ導く言霊の力子育てのセオリー
子育てのセオリー

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息子は中2からダンスをはじめたので、正直センスないわ~…という感じでしたが、それなりに頑張っています。

出足でつまづきそうになった息子に親として伝えたのは言霊の力です。

思春期、反抗期ともなるとついついネガティブな言葉ばかり出てきがちですが、そのかっこつけや恥ずかしさを紛らわすために口から出る言葉が自分に大きく影響することを伝えたいなと思っています。

小さい頃からダンスに触れていた私

私は3歳のころからモダンバレエ、クラシックバレエ、小学校高学年からはバトントワラー、高校生の頃からはスポーツクラブが流行りだしたので、ジャズダンス、エアロビクスなどもやってきました。

そのせいなのかどうかは分かりませんが、音楽が鳴ってリズムをとるとか、体を動かすことは特に難しいと感じたことはありません。

時代なのか?私の頃は女子の多くはアイドルに憧れて、聖子ちゃんや明菜ちゃんをまねてエアマイク勝手にリズムをとり2ステップしつつ歌うとか、振り付けを真似するなんてことをしていました。

私は覚えていないのですが幼稚園生の頃に新幹線の通路でピンクレディーのサウスポーを踊って車内が拍手と歓声でにぎわったなんて話を親が嬉しそうにしてました。

ブラックchikako
ブラックchikako

いやいや、時代で許されるのか??今やったら単なる親ばかで迷惑だよね~

息子の思いもよらないダンスセンスのなさに驚く

親としてはひどい言葉ですが(^^;

でも、、、ほんとセンスないわ~まずいなぁ。。。と思ったのが今年の初めのことです。

運動は得意で水泳では市の水泳大会に出場し、毎年の体力テストで成績が良いので市から賞状をもらったりしたこともあります。

中学で陸上部に入ったのですが、、ここが何ともブラック部活でした。

何とか頑張らせたかったのですが年末に部活の顧問とあるトラブルが発生し、親としてはこんな教師のもとに絶対に置いておけないなと判断し、本人が物凄い精神的ダメージを負ったこともあり、部活を辞めました。

以前からK-POPに興味があったので、じゃあダンスでもやらせて、部活と同じくらい打ち込んでくれればいいなぁとは思い今年の2月からダンススクールに通い始めました。

やり始めた途端にコロナで通えなくなったので、やり始めてまだトータルで2ヶ月も経っていませんが。。

ただ、ダンスを始めるにあたって一応歌やダンスをやってきた私としては軽~い気持ちでBTSを聞きながら「リズム取りながら歌ってみ?」とふりました。

で、息子のカチカチの2ステップをみて愕然としたのです。。。

あの時の私の気持ちを例えるなら「ムンクの叫び顔」ってかんじですかね

いや~人間ってあんなカチコチの2ステップをリズムずれずれでできるものなの?これはもしかして物凄い高度な若者にしかとれない何らかの周波数を聞いて動いてたりするの???ともはやあり得ないことに何か理由を付けようと必死になるくらいでした(爆)

音楽やダンスって本来習う物じゃないというパンクな気持ち

ここでいってるのはいわゆる子供の習い事としての物ではなくて、例えば「歌手になりたい!」と思った時の選択肢は自分で音楽に合わせて歌いまくり、本を買って発声の基礎を勉強して、曲を作ったり歌詞を作ったりして、バンドを組んでライブ活動して、、、そういうことの先に「もっとうまくなりたい!プロに習おう!」というのがあると頑固爺のように思っている私がいます。

ダンスやってた子達はみんなストリートで踊ってたし、夜のウィンドーに自分を映して良く練習してました。

芸事に関してはそういうちょっと「甘えるな!」という思いがありました。

だから息子が本当にやりたいなら私のように家で「うるさい!」と言われるくらい一日中歌うだろうし、お小遣いで全身鏡を買って踊りまくるだろうし。。。と思って特に手を差し出さずにいたのです。

でも、この2ステップカチコチ問題に直面して「あ。。。これはポリシー云々言ってる場合じゃなくて早めに手を打たないとどうにもならなくなるぞ!」と思い、即教室探しを始めました。

親としては子供の可能性というのを常に考えて誘導してあげたいところです。

間違った道に行きそうならやはり手を出してちょっと方向を導いてやるのはありかなと思います。

うちの場合は間違った道ではなく、あんなに動けないからこその何をどうしていいか分からず時間だけが過ぎていく状態ですね。

ある意味小さい頃からいろいろ習わせてもらってやりたいことがあった時に自分で何とかできる状態だったのは恵まれていたおかげなのかもしれないなと、自分の物差しで考えていたことを反省もしました。

全然ついていけない故にやめたくなる

ダンスは小さい頃からやってる子が多いのでキッズクラスなんていこうものなら強者しかいません。

ので、あえての大人クラスでのスタートですが、部活を辞めて家ゴロゴロされたらいやだなという思いで、通い放題のところを選びました。

でも、通い放題ということはレッスンが毎日いろいろ開催されていて、自分が好きなレッスンを選んで受けるというスタイルなので初心者に手取り足取りというところではありません。

一応ビギナー向けのクラスに出ていますが「え?これビギナー?」ってくらいがっつり振り付けもあって、ダンスをやったことない人はとてもついていけないんじゃないかなぁという感じでした。が。。。それでもあえて、送迎以外フォローせずにいます。

帰り道は「楽しい」と「恥ずかしい」「居心地悪い」のはざまで悩んでいる感想が多いです。

コロナで通えない間は二人でダンス動画やリズム練習の動画を踊ったりもしましたが、私と二人でやっているとついつい甘えるのか「あ~全然わかんない!もーセンスないから辞める」とかってふてくされたりすることも多くて、こっちもイライラしてケンカになって中断なんてことも多々ありました。

親として伝えたのは言霊の力を利用する方法

そんな時に親として気を付けていたのは、落ち着いた時に「そういう態度では何も得ることができないことを丁寧に説明する」ことでした。

叱るとか、教えるという上からのイメージよりもあくまで事実を話す説明という感じです。

特に私は歌を作って歌ってきた人間なので「言霊」の力の強さは良く知っているので「全然できない!俺センスないわ」というマイナスの言霊の威力が凄いんだよということを説明しました。

そして、ネガティブな方向に向いている気持ちに言葉を付ける時に「何でできないのか分析してみよう」「次は絶対成功させるぞ」とかっていう一歩先の思考の方を言葉にすることを教えました。

ネガティブな言葉を一番聞いているのは自分だから、その言霊に引っ張られちゃうよという話をしました。

それでもなお頑張っているのは初めてのことかも

言霊の話がどれほど息子に響いたのかは分かりませんが、全く踊らなくなっていた一時期を越えて、また思い直したように夜リズム練習や基礎のステップなんかを動画見ながら練習していました。

7月から実際にまたスクールに通うようになって「今日はあんまりできなくて恥ずかしくて壁とお友達になってた」とか「マジできつい。。。バリバリに踊れる人ばっかりで鏡に映る自分マジで見たくない」とかって言ってましたが、それでもできないなりに少しずつ進歩はしているようです。

先日はスクールの帰り道に「やっぱり踊るの楽しい。今俺負けん気発動してる。」と言ってました。

「今まで走るのも泳ぐのも、やったら人よりできた。だからやってたけど、ダンスはこんなにできないのにできるようになりたい!できるようになる!って思ってる。初めてだと思う。こういうの。」と言ってました。

良い意味での負けん気は落ち着いた気持ちの上にある

負けん気というと「くそ~!負けねー!」みたいなカッカしたものを想像しがちですが、息子が今抱いている負けん気はそういう怒りに似たたぐいのものではなく、もっと虎視眈々としたイメージの良い方の負けん気です。

落ち着いた精神状態の上にあるもので親としては安心してみていられる感じです。

大切なことを経験しているようで何より

親としてはそういう経験をしていることが何よりも嬉しく思います。

「大丈夫!誰もあんたのことなんて見てない!」と言って送り出すけれど、正直言えば「いや~私だったら辛くて無理だわ~」とかって思ってましたから(^^;

そして、先日「ちょっと点数つけて」と言ってBTSを歌いながらリズムどりをしてるのを披露してくれました。

反抗期でも芸事に関してだけは私の言うこと素直に聞いて、私を慕ってくれてるのです(笑)

正直びっくりするぐらい上達していました。

「おおお!!!ジョイマンにしか見えなかった2ステップが様になってるじゃないの!!」と思わず本音が出て「ひで~なぁ」と苦笑いしてましたが。

正直、1ミリも可能性がなかった芸事への道ですが、少しばかり光が見えた感じです。

まぁ、、、点数は親のひいき目で見ても35点くらいでしたけどね。

頑張ってるんだなぁと嬉しくなりました。

勉強じゃなくても何かに打ち込んでくれたらいいなぁと思います。

と書いている今も息子は動画を見ながら初心者向けの動画を見ながら頑張ってるようです(^^)

 

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