シングルマザーの保険選びって悩みますよね?
医療費の助成や遺族年金などはあるけれど、シングルマザーにとって、無駄なく必要最低限のラインはどこなのか?慎重に選ばないといけません。
実際に保険屋さんやFPさんのブログは沢山あるけど、保険屋さん目線じゃない本音の話が聞きたいなぁ。。。
この記事では保険のプロじゃないシングルマザー歴14年の私が実際に経験して、失敗もして学んだ事、気を付けるべきこと、押さえておいた方が良いポイントなどをお話します。
もちろん保険の基礎とシングルマザーならではの選び方というシングルマザーの保険選びの基本も網羅してありますので安心してください。
<この記事はこんな方におすすめ!>
- 年収少ないけど最低限のラインで保険を選びたい
- 色々調べても難しすぎて何をどうしたら良いかさっぱり分からない
- お金ないし保険相談って気がひけるなぁと思って相談できずにいる
保険の基礎知識と、私が14年の実体験から感じたこと、学んだことなど全て網羅したので結構なボリュームの記事になっていますが、保険選びでFPさんとお話する前に知っておいた方が良いことばかりなので、頑張ってお付き合いください。
後半の保険の基礎知識は前半を読めばさらっと流し読みで大丈夫です。FPさんとの相談の中で迷ったりしたときに見返して読んでみるなど参考に使っていただくと便利かなと思います。
シングルマザー保険選び!まずは公的保障や助成を知る
シングルマザーには公的な保障や助成があるので一般の人と保険の選び方は変わってきます。
まずはシングルマザーだとどんな公的保証や助成があるのかを把握しましょう。
遺族年金
シングルマザーが死亡した場合残された子供は18歳になる年度の3月31日まで遺族年金を受け取ることができます。
国民年金の場合は2020年6月現在子供一人の場合年額780.100円で、二人目は224.500円加算、三人目以降は一人に付き74.800円ずつ加算されていきます。
厚生年金の場合はこれに更に収入に応じた額が上乗せされます。
とてもありがたい制度ですが、滞納があると受け取れないので保険料の滞納はくれぐれもお気をつけ下さい。
➡生命保険など死亡保障を選ぶ際に関わってきます
ひとり親家庭等医療費助成制度
こちらは各自治体が設けている制度なのでお住いの自治体により内容が変わるので要チェックですが、多くの自治体ではシングルマザーの世帯の子供は満18歳まで医療費の窓口負担が無料、更にシングルマザー自身も子供が満18歳になるまで医療費の窓口負担が助成されるところが多いようです。
間違いやすいのは保険料はあくまでも一般家庭と同額でかかります。
➡医療保険など医療保障を選ぶ際に関わってきます。
高度療養制度
治療や入院が長引くなどの医療費が高額になる場合や通常のひとり親等医療費助成制度の対象外の場合でも高度療養制度によって助成される場合があります。
高度療養制度は所得や年齢に応じて決められた上限額を越えた部分を支給してもらうことができる制度です。
加入している健康保険先での相談となるので、ここら辺は事前にチェックしておくことも大事です。
➡がん保険などの特約をどうするかなどに関わってきます。
シングルマザー保険選びは公的保障や助成の補填と考える
大きい3つの助成や公的保障があるシングルマザーの保険選びは、基本的には助成や公的保証で足りない分を保険で補填するという考えで大丈夫です。
遺族年金のあるシングルマザーの生命保険は?
シングルマザーの保険選びでは遺族年金で足りない最低限の部分を補填するという形で選ぶと良いです。
高額な保障があればそれに越したことはありませんが、その分支払い額が大きくなるのでここは無理のない最低限の金額での設定をおすすめします。
私は子供が小さかった頃は慰謝料や養育費もあり、かつ親が会社経営をしていたりということもあり、今が最低だと思い込んでいたので、当時独身時代から続けていた月3万の保険料なら余裕だな。。。と思っていましたが
慰謝料、養育費は結果1年続かず音信不通になり、親の会社も倒産ではないもののクローズという形になりとても頼れる状態ではなくなりました。
安定したと思った今だって、給料アップして喜んでたら数か月で新型コロナの影響で減給されたしね(;;
子供の未来に責任もつためにも常に上を目指す意思はあったほうがいいけれど、保険は最低限で設定し、状況に応じて貯金する方が堅実ですね。
私は安易なポジティブさで6年は解約したら大幅に損をするタイプの保険に入ってしまい、後半の数年地獄を見ましたから(;;
皆様もくれぐれもお気を付けください。
大きく得するほどの利回りの良い保険も今は昔と違ってないので、最低限でいいのです!
医療費助成のあるシングルマザーの医療保険は?
医療費助成があるので通院や入院などでも最低限の治療費やベッド代などはかかりません。
ただし、病気によって働けない場合にこの保障が就業不能保険として利用できたりもするので悩みますね。
ここで考えてもらいたいのが病気になる確率です。
女性の受療率1%を超えるのは65歳以降
こちらの表を見て下さい。↓
厚生労働省H29年の受療率です。
入院率が1%を超えるのは女性の場合65歳~70歳でここでようやく1.067%です。
そう考えると、やはり医療保険はあまり必要ないと思います。
とはいえ0%ではないし、児童扶養手当を外れることもあるので、その時には医療費助成が亡くなることを考えると負担にならない最低限でかけておくのが良いでしょう。
働けなくなった時の保障という意味でいくらぐらいが必要か?また就業不能保険単体で入るのとどちらが得か?などはその時の保険商品によるのでFPさんのアドバイスを受けつつ良く比較検討してください。
高額療養制度のあるシングルマザーにがん保険や特約は必要か?
次に気になるのはがん保険です。
今や二人に一人がかかるとかって聞きますよね?
しかし日本には高額医療保証制度があるので、
また公益財団法人 がん研究振興財団 「がんの統計’17」によると女性ではがんの羅漢リスクは50~59歳で11%。死亡リスクは50~59歳で1.9%です。
二人に一人ががんというのは80代での話なのです。
ここら辺のデータと自身の家系なども考えてどこまで手厚くかけていくかを決めると良いと思います。
- 医療費助成があるので医療保険は最低限でOK
- がん保険は60代までは手厚くする必要はない
シングルマザーに学資保険は必要か?
もう一つ保険でシングルマザーが気になるのは学資保険ですね。
子供一人育てるのに1千万だ2千万だと聞くと恐ろしくなるので学資保険を検討する方は多いと思いますが、学資保険は生まれる前や生まれてすぐ入る場合は別ですが、子供の年齢が大きくなればなる程メリットが少なくなっていきます。
また途中で解約すると損する場合が多いので個人的にはおすすめしません。
実体験として収入が安定しない時期が突然やってくることを経験しているからです。
得のための賭けのようなものはシングルマザーは極力選ばない方が良いでしょう。全部払えた時のお得な率と、万が一途中解約した場合の損を比べたら堅実に余裕のある時には貯金するという方法がベストです。
体は元気でも働けなくなるという今回の新型コロナのようなことがあるとますます堅実なのがベストだと思うよね~
これは学資保険に限らず、生命保険などでも同じです。先程も触れた失敗談はまさにこれなのですが。。。
私が10年ほど前に加入した保険は逓増(ていぞう)定期保険というもので会社が退職金として加入したりするような保険でした。
30年後とかにはある程度の上乗せが発生しますが途中解約するととっても損になるという物で、特に払い済みにするまでの6年間は途中解約すると半分も戻ってこないというものでした。
ここまでのものは今はないようですが(その分利益も薄い)、学資保険など貯蓄型は途中解約で損になるものが多いのでシングルマザーにはおすすめしません。
保険の貸付制度で助かる場合もある
解約返戻金のある終身保険や養老保険の場合払い込み金額が一定額を上回ると返戻金の何割かを貸付という形で借入することができます。
子供の塾や習い事など、今お金が手元に無くても今必要なお金というのが子育てをしていると出てきます。
そんな時は教育ローンやカードローンを利用することになりますが、実際教育ローンなどはシングルマザーはあまり大きな金額借りられない場合が多いし、カードローンの場合銀行系でも7%程度の年利となってしまいます。
これが保険の貸付制度を利用すれば保険によりますが平均2%前後で借りることができます。
当然返戻金のあるタイプは貯蓄型の保険なのでネットなど申し込みができる掛け捨ての安い保険などと比べると支払う金額は大きくなりますが、経済的に多少なりとも貯金ができるという方なら、貯蓄よりも保険の方が利率が良いので、貸付制度などの利用もメリットとなるので良いと思います。
シングルマザーの保険の最終決定は必ずプロに相談!
ここまで読んで、どういう保障が必要なのか少し見えてきましたか?
保険を選ぶ際には自分の雇用状態や保険、
そして最終的な決定は必ずプロの相談を受けて決めましょう!
保険は時代の流れに合わせて新商品が出てきます。
沢山の保険会社の商品をいち早く網羅して勉強しているプロの方に自分のざっくりでもこうしたいという意見を伝えてアドバイスをもらいながら本当に必要なものを選んで下さい。
保険の相談ってちょっと敬遠してしまう方も多いかも知れませんが、今は何度でも無料相談が受けられる時代ですので必ず使ったほうがよいです。
実際私は子供が小学校入学の時に自宅に何度か訪問していただいたFPさんがとても相性が良く、親身になってくれたのでいまだにLINEでやり取りさせて頂いています。
この人ならという人に出会えるまで何度でも無料で相談しまくっていいのです!
とは言え、、、なかなか相談って。。。という方向けにいくつか保険相談のおすすめをご案内します。
今はオンライン相談はもちろん、個人情報一切不要で相談できるアプリなんていうのもあります。
いずれも何度でも無料で相談でき、担当に納得いかなければ簡単に担当を変えることが出来ます。
そしてこれが一番大事なのですが保険の相談はあくまで相談です。契約はあくまで任意ですので、ここら辺をきちんと明記しているところを厳選しました。
貧乏だからいいですよ~と相談を拒む私に、FPさんは「お金に困っている人にこそFPが役に立つのだからそんなこと言わずに使わないと損ですよ」と言ってくれたのが忘れられません。
シングルマザーは長い子育ての中でいろいろな苦境に立たされることがあると思うので、こういう困った時に相談できる頼れるFPさんに是非出会ってほしいです。
個人情報一切不要で無料で保険を見直す
一押しは、連絡先や名前など個人情報一切いらずに無料で保険を診断、相談できるアプリです。
パシャって保険診断
これは究極の手軽さですね。
だって個人情報何にもいらずに保険の診断から相談ができちゃうのですから。
や~めた!って場合はアプリをアンインストールするだけです。
相談を受ける場合もアプリ内の通信機能で電話番号やメールアドレスなどは一切不要です。
ある意味相当な自信があるからこそできるんだろうと思います。
詳しい記事を書いていますので、気になる方はまずこちらをご覧ください↓
スマホで見ている方はとりあえず無料インストール↓
パシャって保険診断
Shisuh Inc.無料posted withアプリーチ
オンラインで保険の相談ができる
保険の相談はどうしても長時間になります。
忙しいシングルマザーはこの時間を作るのも大変ですし、特に今は新型コロナのこともあるのであまり対面での相談はしたくないなという方におすすめです。
みんなの生命保険アドバイザー
何回でも無料相談OKですので自宅でスマホなどで納得いくまで相談してみて下さい。
今はたいていの保険相談でやっていますが、FPさんと合わないなぁと思った場合は連絡をストップできる「ストップコール制度」というのも導入されていますので安心です。
ちなみに今なら保険相談後のアンケート回答で黒毛和牛A5ランクが全員もらちゃいます!
保険見直しラボ(オンライン)
もう一つオンラインのおすすめは保険見直しラボです。
保険相談サイトのランキングで1位をとっている安心のサイトで、従来は自宅へ訪問しての保険相談ができるところですが、コロナの期間でも安心して相談してもらえるようにとオンライン相談にも対応となりました。
落ち着いたら、もしくはFPさんとこの先も長いお付き合いになるかも知れないことを考えると、実際に対面で相談できるというのも安心感がありますからどちらにもシフトできるのは良いと思います。
ちなみに相談後のアンケートに回答するとお肉やお米など。。。素敵な商品からプレゼントを選べちゃいます。
やっぱりきちんと対面で相談したい
アプリやオンラインもとっかかりとしてはおすすめですが、実際にFPさんと長くお付き合いをしている私からすると、きちんと会って相談するというのはとても安心感があります。
オンラインとかは良く分からないし、かえって気恥ずかしい、、、なんて方には対面での相談をおすすめします。
保険見直しラボなら自宅で気兼ねなく保険相談できる
私はこの自宅訪問タイプを選びました。
忙しくてわざわざ店舗へ出向くのは無理だななんて言う方におすすめです。借り入れのこととか話しにくいことなんかも誰にも気兼ねなく相談できます。
こちらも当然何度相談しても無料です。ちなみに私は4回ほど相談させて頂きました。
保険相談ニアエルなら最寄り駅などで相談できる
自宅はちょっと抵抗あるなぁという方には、提携店舗数全国1位の【保険相談ニアエル】がおすすめです。
相談店舗は全国1200店舗の保険ショップからネットで予約できるので勤務先や自宅の最寄り駅など気軽に立ち寄れる場所を選べますね。
こちらも当然何度でも相談は無料です。
どうしても厳しい場合は共済で一時凌ぐ!
共済(都民共済、県民共済など)は非営利団体でいわゆる互助会なので今回お勧めしているようなFPさんが無料相談してくれる保険選びの中には入ってきません。
が、非営利団体ですし余った掛け金が割戻金として戻ってきますので実質の掛け金はとても安いです。
安いのですが共済は終身はなく保障期間が短いので、ある程度苦しい時期を脱したらやはり一生涯の保障のある保険会社の商品を選ぶ方が良いです。
が、どうしても今お金が捻出できない!という人には、とりあえずで入るのは良いと思います。生命保険と医療保険とを合わせて安く入れるうえに、割戻金がありますから。
知っておくと話が早い保険の基礎
相談するところが決まってきて実際にFPさんと相談となった時に、当然FPさんは丁寧に教えてくれますが、、、保険の基礎的なことは知っておくと話が早いし、自分がどんな保障やどんなタイプの保険を必要としているかがより一層明確になってきます。
最近は基礎の範囲に入らない新しいタイプの保険などもありますが、大まかに保険の基礎を知っておくと良いです。
ざっくり目を通しておけばOKです。
①死亡保障の保険
被保険者が亡くなった場合に保険金を受け取れる保険で、厳密には死亡だけでなく重度の障害の場合も同様に受け取ることができるようです。
定期
契約で定めた期間内に亡くなった場合のみ保険金を受け取ることができます。
満期になった場合には保険金が戻らない、いわゆる掛け捨てというタイプです。
金額の割に補償額が大きいのが特徴です。
私はこの掛け捨ての『捨て』が貧乏性のため嫌だったのですが、FPさんと相談して保険のことを知れば知るほど、今がかつかつなシンママは安い掛け捨てに限るな!と思うようになりました。
特に今はネットのみで販売している保険などはかなり安いものがあるので、とりあえず入っておけば、そんなに負担もなく安心です。
終身
一生涯保証が続くもので、払い込み期間は自分で選ぶことができ、その期間により受け取れる金額が変わります。
支払い期間を定年までなどに設定する方が多いです。
一生涯保証が続く代わりに、定期保険よりも支払金額は大きくなります。
養老
払い込み期間があり、満期になると死亡時と同額の金額を受け取ることができるので、貯蓄を兼ね備えた保険となります。
月々の保険料は上記2つよりも高くなります。
私が一番最初に入った保険は養老保険でした。
独身時代に母から強制的に入らされたのがゆうちょのものでしたが、今よりもかなりお得で毎月の支払いは3万で数年おきにボーナスで5万とか10万出て、満期には400万くらいだったかな?今はこんなお得なのはないらしいです。
この保険がおいしかったのでシングルマザーになってからも安易に養老保険に入り後で恐ろしく生活を困窮したよ~!
先程話した逓増定期保険の失敗談です。
6年までは解約すると大損するタイプだったので、この保険料を払うために借金したりして本末転倒でした(;;
収入保障
被保険者が死亡した際に毎月一定額を一定期間受け取ることができます。
給料と同じような感覚ですね。
逓減定期
払い込み金額が一定の割合で減っていく保険です。
子供の成長に合わせて無駄のないようにできるという利点があります。
確かに無駄がなく良いかなと思い小学生の頃はこの手の保険も検討していましたが、正直中学にあがってはるかにお金かかるようになっているので、そう考えるとこの先、高校、大学とどんどんお金はかかるのでは??と思うので、果たしてこのタイプで事足りるのか??というのが現実のところだと思います。
②医療保障の保険
国民健康保険や社会保険の保険で最低限のものはありますので、プラスで入るものになります。
病気の網羅の仕方が複雑なので、自分がどの病気になりやすいのか?(遺伝的な事や性別)などをよく検討して、なおかつ国保や社保でどこまでカバーしているのか?なども知っていないといけないので選ぶのも難しいです。
医療
主に病気やケガでの入院代や通院費が保証されます。
商品により、定期か終身か?入院代だけか通院費もでるのか?など様々なので良く吟味して下さい。
保険は数年おきに見直すものと考えて、若いうちは最低限のもので良いように思いますが、いざ病気が現実的な年になってくると掛け金があがっていくというシステムなので、こまめに見直すと良いと思います。
が、まぁ40代は最低限のカバーしておけば大丈夫かなぁ・・・
がん
医療保険には当然がんも含まれていますが給付金に制限があったり、がん特有の出費に対応していません。
そこで検討されるのががん保険です。
がんに限定しているので、医療費助成があるシンママはつけるべきかはかなり迷うところです。
罹患率を参考にがん家系かどうか?などによって検討してみて下さい。
がんの治療は圧倒的に長期になり、かつ医療費も高額になるので、FPさんによっては医療保険よりがん保険に入るべき!と言う方もいるので、切り捨てずに、じっくり金額を見て検討してみて下さい。
介護
こちらも公的な介護保険制度もありますので、これにプラスで保障を手厚くするためのものとなります。
自分のことももちろんですが、親のことなども考えたいところです。
が、実際に私は自分のことでいっぱいいっぱいでここら辺まではとても手が及びません。自分と子供でせいいっぱいです。。
特定疫病保障
がん、急性心筋梗塞、脳卒中のいずれかが原因の場合に適用される保険です。3大疫病というだけあって、日本人の約4割がこのいずれかで亡くなるという厚生労働省のデータがあるとのことなので、そう聞くと入っておかないと。。。と思いますよね。
がんや、三大疫病保障はプラスと言う形でオプションで付けられることが多いので、基本プランを安めのベーシックなものにしておいて、ここら辺を網羅するというのも良いかと思います。
貯蓄のための保険
うちには縁のない話ですが(爆)、将来の貯蓄を目的として子供の教育費や自身の老後に備える保険です。
銀行の金利がないに等しいので、そういう意味ではただ貯蓄するよりはお得です。が先程の私の定期逓増保険のように、数年後に状況が全然変わってるということもあるので、慎重に選んで下さい。
正直、今はそこまで超お得!という商品はないので保険と貯蓄とを敢えて一緒にしない方が安全かな
と個人的には思いますが、現状毎月一定額貯金できてますという方は入ったほうがお得かも知れませんね。
学資
子供の教育費を積み立てていく保険で子供が小さいうちのみ入れます。
先にもお話しましたが、貯蓄の利率より保険の方が高いので定期預金などをするよりはお得ですが、昔のように格段にお得と言うほどの商品はあまりないので、現状の景気の状態でシングルマザーが使うのはそんなにメリットがないように個人的には思います。
個人年金
年金制度が破綻していると言われている今、個人でこの手の保険に加入するというのは大切ですが、シングルマザーでここまで経済的に行き届く人ってそんなにいないのではないでしょうか?
少なくとも私はとにかくこどもが成人するまでのことを何とか考えるのが限界ですよ~
もちろん、余裕があるなら入っておくに越したことはないと思います。
さて、以上が保険の大まかな種類となります。
【シングルマザーの保険選び】まとめ
最初から最後までお付き合いくださった皆様、長いことありがとうございます。
保険って本当に難しくて良く分からない。。。お金があればあれもこれも付けたいけれどそうはいかないシングルマザーはやっぱりある程度勉強して、自分自身の未来図というかこうしよう!ここは必要!なんていうざっくりとでもいいから考えをまとめる必要があります。
ただ、これを迷っている間にも何が起こるか分からないので死亡保障と医療保障くらいは入っておきましょう。
今は無料相談できるところが沢山あるのでFPさんとの無料相談は使わない手はありません。無料なのでバンバン気軽につかいましょう!
そして、できればいろいろなFPさんとお話をして、この人は信頼できるなぁという人を見つけてほしいです。
保険を見直すポイントは世の中が変わった時や子供の進学の節目などです。
そしてもう一つ一番大事なのが<保険を見直そうと思った時!だそうです。
コロナで働き方や従来の働き方や世の中が大きく変わる今、私自身も自分の働き方が保障内容を考えさせられました。
シングルマザー歴14年の私が実体験で感じた大きなポイントは2つです。
- 保険は最低限のものにして、回せるなら貯蓄に回す
- 保険の決定は必ずプロに何度でも相談して決める
子供を守れるのはママだけですから、ママに何かあった時の保険はシングルマザーにとって本当に大事ですが、頼りすぎて負担になっては元も子もありません。
少しでもママの安心につながり、かつ負担の少ない保険に出会えますように。。。
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