根拠のない自信はピンチを乗り越え、成功を引き寄せる支えになる
私は、幼少の頃はともかく、小学校の中学年あたりからは何だか分からないけど、根拠のない自信があって、このおかげで緊張する場面やピンチに直面しても『自分なら最終的にどうにか乗り越えらる』ような気持が支えになって、どうにかしてきたように思います。
だから、子供を育てるうえで、この根拠のない自信を持ってほしいなと常に思ってきました。
『根拠のない』っていうと、ただの自惚れみたいだけど、そうじゃないのよ!次を読んでね!
そもそも根拠のない自信とは何か?
私自身幼少期は物凄くおとなしくてビクビクおどおどしてる子で、自信のない子だっただけに、育っていく過程や経験によって培われていくものなんじゃないかなと思っています。
大事なのは自己肯定感
幼少の頃の大人しい私は「私なんか」という気持ちが前面に出ていたような気がします。
それがいつからか「私なら大丈夫」という自分を大切と思える気持ちに変わっていました。
成功体験による自信
そして、もう一つ大きいのが成功体験を積み重ねることによって生まれた自信です。
私は小さい頃から習い事を沢山させてもらっていて、その発表会などを経験することで、努力して一生懸命練習して成功させるという成功体験を沢山させてもらってきました。
その積み重ねがイメージトレーニングのように、自信をつけてくれて、かつ自己肯定感を増すことにもつながっていたように思います。
根拠のない自信はどうやって植え付けられるのか?
成功体験を沢山つくってあげること
成功体験というのはラッキーでというのもあるかも知れないけど、基本的には頑張って努力したからこその成功した経験です。
要は根拠ないと言いつつ、根拠はちゃんとあるんです。
でも、これって少なからず親としては金銭面での負担も出てくることですよね?
もちろん保育園での発表会とかもあるから、習い事してなくてもできる成功体験はありますが、幼少の頃に沢山経験するためにはやはりプラスの場面が必要となります。
どんな自分でも存在するだけで価値があると認識させること
一方でお金をかけなくてもできるのが自己肯定感を増すということです。
中でも私が特に重視したのは、何もしてなくてもただ存在することで素晴らしいという根源的な自己肯定でした。
「勉強頑張ったから良い子」「運動会で1等だったから偉いね!」じゃなく、生きてるだけで、そこに存在しているだけで、とにかく何があってもの自己肯定感を持ってほしいなと私は思いました。
だって、現にそうだから。
今は「勉強しなさい!」とか「片づけなさい!」とかって、これ書いてる今もついついバトルってしまったところですが(爆)、究極突き詰めたら「生まれてくれてありがとう」以外の何者でもない。
だから
ハリー・ハーロウのサルの実験
これは発達心理学では超有名な実験の話なんですが、赤ちゃんサルの檻に針金で作りミルクをセットした代理母と体温と同じくらいになるよう暖かい布で作った代理母とを置いた実験です。
赤ちゃんサルはミルクを飲むときだけ針金の代理母のところに行きますが、それ以外の時間は暖かい代理母にしがみついて生活していきます。
その後恐怖感を与えるような人形を檻に入れると、サルは布製の代理母にしがみつきますが、その後この布製の代理母を取り除いても針金の代理母のところには行かず、檻の隅で恐怖で叫び続けるだけだったそうです。
思春期こそ大事であろう精神的安定
思春期になった息子はやはり大変です。ママはもちろんだけど、恐らく子供自身も。
多分中学1年生って生活もすごく変わってきて、部活も学校も塾も大変で、物凄いストレス抱えてるんじゃないかなと思うんです。
そこに体の成長があって、脳科学的にも大人の脳になるための大きな変化をしている最中で、ホルモンバランスなんかも乱れていて、自己コントロールが難しい。
親としてはそこら辺のこと理解してあげてるんだけど、それでもついつい怒っちゃうし、反抗的な言葉や態度にイライラしちゃう。
幼少の時に大事だったのと同じくらい本当はスキンシップによる精神の安定が必要な時期のような気がしますが、年齢が年齢だけに簡単にはいきません。口を出しすぎても手を出しすぎてもうまくいかない年齢だから。。
だからこそ幼少期の成功体験や自己肯定感がとっても大事です。
なんだかんだバトっても、ここがきちんとしていれば乗り切れるんじゃないかな?
なけなしのお金で頑張って体験させたいくつもの成功体験やずっと表現し続けてきた愛情表現によって根底に根付いているはずの自己肯定感を信じるしかない!
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