ここにたどり着いたということは、多分今辛いんですよね。。
大前提として言っておきますが、シンママになって14年。
経済的には辛いけど、基本とっても幸せです。
私の周りのシンママ歴長いママ達もみんな楽しくやってるし「旦那とか絶対いない方が楽だよね~。もう戻れないわ結婚生活」とかって言ってます(笑)
だから、絶対あなたも楽になってる日が先にはあります。
そういうのを大前提として、あの頃辛かったなぁ。。。というお話です。
母子家庭だと辛い。。この言葉
子育て広場とか保育園とかで知り合うママさんと仲良くなってくると「うちは○○だけど、お宅はどう?」とかって生活のスタイルなんかを聞きあうというシーンが結構ありますよね。
シンママってこういう時になんだかとっても痛いんです。
自分にとっては当たり前の二人での生活が他の多くの人とは違うから、楽しく話している空気の中、何となく言いづらいというか。。。
何も悪いことしてるわけじゃないのに、こっそりひっそりして、当たり障りのないことを時々控えめに言って、輪を乱さないように参加する。

あるあるでしょ?!めんどくさいな~とかって心の中で思いながら(笑)
そしてまた、ママ達の間の良く出る会話の多くは「うちの旦那がさ~」って話ですね。子供が小さいうちのママ達はまだまだ新婚に近いからですかね?
今や3人に一人は離婚してるとのことなんで、子供が中学生とかになるといくらでもシンママいるんですけどね。。。
愚痴ってる体で旦那のこと話すって人多いよね。そして、対抗するかのように「うちは〇〇よ~」って言って愚痴と見せかけた旦那自慢がはじまりだす。
これって私がシンママでどこか穿った見方してるわけじゃなくて、本当にそうなんですよね。

大丈夫!あと何年かしたら自慢じゃない本気の旦那悪口ばっかり聞くことになり『あ~私平和で幸せかも・・・』とかって思えちゃいますから。
自分自身ではなくて自分が属するものを自分の価値のように思って安心するという人が女性の中には一定数います。
例えば社長夫人というだけで自分が社員達に対しても偉そうにふるまうとか、親が偉いというだけで自分も偉そうな人とか。。。男もいるかな?
ただ、まだまだ社会進出という意味では弱者である日本では女性の方がこのタイプは圧倒的に多いかなと思います。
私は昔から自分が何かをすることの方が好きだったし、彼氏がどうとか、家がどうとか自分以外の価値とか全く興味ない人だったから、元来こういう人となかなかお友達にはなれない。。。
でも、子供がいると自分が好きじゃないタイプの人とも仲良くしないといけないシーンというのが沢山あって、ママ友なんかはまさしくこれですよね。
私もお母さんになってママ友と上手にやってかなきゃって思って、特にこういうシーンでは母子家庭ということを出さずにうまく切り抜けようと思って、最初はおとなしくしてるんだけど。。。
根がPUNKSなんで、誰かがボスのように旦那自慢していわゆる女性ならではのマウンティングみたいなことがはじまりだすと、ついつい戦闘態勢になってしまって「私はシングルだからそもそも誰かに手伝ってもらうとか自体ないから、全部自分でやってますよ。」とかって言っちゃうんだよね(^^;
ただ、こういう時に良い人、優しいママほど良かれと思ってこう言ってくる人がいるんです。
「うちだって母子家庭みたいなものよ」「旦那は帰り遅いし土日も仕事してることが多いし」「おんなじよ!」って。。。

う~~!!凸
↑あ・・・指が勝手に。。。
母子家庭が辛いのはそこじゃない!
ほんと、ここを誤解している人が簡単に「うちも一緒よ~」とかって言うんです。
いやさ~。。シンママである私は、そもそも子育て手伝ってほしいとかワンオペ育児が辛いなんて思ってないです。

大事な子供の世話くらい一人でできるのよ!
だから少なからず給料稼いで生活支えてくれてる旦那いるのに「うちは帰りが遅いからワンオペ育児で大変」とかって言ってる人を見ると、正直やるせなくなります。
ただね、「うちも母子家庭みたいなもんよ~」とかって言ってくる人って基本良い人が多いんです。
優しくて、私達シンママをかわいそう~と思ってるから、何とか取り繕うようにこんなこと言っちゃうんです。
そこにあんまり、、というか恐らく悪気なんてない。
それが分かるからこそ「そうなんですか~一緒ですね~」とか愛想笑いを浮かべて絶望するしかない。
絶望って大げさに聞こえるかも知れないけど、最初にこの言葉を言われた時、私は言葉通り絶望という気持ちになりました。
あ~世の中の認識ってこんなもんなんだなぁって。。
そして、こういう優しい人でさえこの程度の認識で、、だからこそ人に話しても意味ないなぁって孤立していくんです。
きっと、おなじシンママ同士でしか分かり合えないなぁって。。
だからこそこのサイトを立ち上げました。ワンオペ育児で戦っているシンママといろんな悩みや愚痴を共感しあうために。
もちろんシンママにもいろいろいて、経済的に自立している人だっていっぱいいますよね。
パートを掛け持ちして昼も夜も働いて何とか踏ん張っている人もいれば、会社経営してて、金銭的に余裕はあるけど時間がとにかくないとか。。
でも、経済面と家庭のこと育児のこと全部を一人で担っているという点は同じだと思います。私の経験が少しでも役に立つといいなという思いです。
母子家庭は辛いので心の中で毒づいてもOK(笑)
でね、今回の言いたいことはね、旦那の帰りが遅かったり土日も仕事って人のワンオペとシンママのワンオペは全然ちがうのよ!ってこと。
だからシンママはこんな言葉を聞いてもかつての私のように悲しい気持ちになったりせず『一緒じゃね~し!全然ちがうし!!』とまずは心の中で毒づきましょう。
で、それでもすっきりしなくて私のようにPUNKS精神を持ち合わせている人は「え~!全然違いますよ~。シンママはそのワンオペにプラスして何にもしない旦那さん分のお給料も働いて稼がないといけないから単純計算でばいですよ~!」と笑顔で『あなたのそれと私のそれはまるで違うでしょ?』ってことを教えてあげましょう!
母子家庭の辛さを理解してくれたママは本当のママ友
ここで、すでに離れてしまう人もいるけど、そういう人とはこの先も上っ面のお付き合いしておけばいいです。自分にプラスになることないですから。
でも、このことで認識を変えてくれた人とはきっとこの先も長く付き合っていけると思います。
そして、相手にだけじゃなく自分も相手のこと本当はどこまで分かってるのだろうか?ってことも同じように考えると良いと思います。
私が知る限り、本当に手放しで家庭が円満にいってる人なんてあんまりいません。
今や私はシンママであることを幸せだなぁって基本的には思ってます。何故なら周りにうらやむような夫婦は正直いないから。
正直者でごめんなさい。
仮に夫婦がうまく言ってても、親子関係、嫁姑関係とかもあるし、、、長い人生でず~っと何事もなく幸せなんて人いないですよ。
万が一いたとしたらその人生は相当つまらないですから、さらに羨ましくないです。
そんなもんですよ。隣の芝は青く見えるけど、一長一短。良いところもあれば悪い面もある。
私は特に自分の乗る船の舵取りは絶対に自分でしたい人なんで特にそう思うのかもしれないんですけど。。
さんざん暴言を吐いたり(あくまで心の中でね)、毒づくことをアドバイスしておいてこんなことを言うのはなんですけど、物事には必ず良い面と悪い面があります。
悪い方ばかりに目が行ってしまう人というか、そういう時ってあるんです。でも必ず反面というのがあるから、なるべく早く良い方の面を見れる精神状態に自分を持って行った方が良い。
自分がそうであるように、きっとみんなも良い面と悪い面と両方抱えて生きている。
自分のことも相手のことも、想像でいいから両面を見れるようになってくると、道徳的なことじゃなく、自分が大分楽な気持になってきますから。
母子家庭が辛くてダメになりそうなら心理学の方法を使う!
私はアルバイト先でこれを身につけました。アラフォーの私が大学生だった時代は、いわゆる自己啓発セミナーが流行ってたので、アルバイトでもこの手のセミナーが必須だったりしました。
私は大学生のアルバイトでしたがブライダルコンパニオンをしていて、所謂バイト長みたいな立場だったんで、この手のセミナーを何度か受けさせてもらいました。
自分自身も大学で心理学を学んでいたんで、セミナーだけで身に着けたわけじゃないけど・・・
部下に指示したり教育する時って悪い面や注意する面ばかりが出てきちゃうんだけど、まず良いところを3つ見つけて、それを伝えてから指示や直してほしいことを伝えるという訓練方法。
これほんとに難しいんです。ほめるとこ一つもないやる気ないバイトとかうじゃうじゃいますから。
でも、かわいいとか、ちゃんと仕事に来てくれるとか、そんなレベルのことでもいいから良い面をみれるように訓練していくと、結構簡単に見つけられるようになる。
ちなみに、これは何をどうやってもなめてかかってるから仕事できるようになることはないなというようなひっどいバイトがほめたことで別人のように仕事できるようになってリーダーになるとかってことが実際に何回かありました。
話がちょっとずれちゃいますが、褒めるっていうのはそれくらい影響があるんだなぁと思います。

これ書いてて思いました。きっと子育てなんかもっとそうですよね。ついつい怒るほうばかりになっちゃうけど、その倍は良いところをほめてあげなきゃダメですね。
母子家庭が辛い時に使える【コップ半分の水理論】
【コップの水をもうこれだけと思うか、まだこんなにあると思うか】良く聞くよね?これ。
でも、まさにそういうことなんです。
精神的にきつい時って、もうこれしかないって減ったほうばっかりに意識がいってしまう。でもまだこんなにあるじゃん!ってあるほうに意識をむける。
それってともすると自分の良い悪いの価値基準を下げていくってことかもしれないけど、そうすることで不満とか少なくなってきます。
自分が置かれている状況の良いところが見えてくると幸せももっと感じることができる。
だって、あったであろう空白のところよりも今ここにある存在している水の方がずっと現実的なものだから。
なくなったものに意識を向けていたって何も生まれない。今あるほうの現実を見て、あることを素直に喜んで、これからそのある水をどうやっていくかに心を向けていく。
是非心に余裕があるときだけでいいから、自分の環境の良い面をみる癖付けてみて下さい。幸せになれる小さな、でもとっても大事な方法です。
この方法もっと詳しく説明してるので是非こちらもどうぞ
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