誤解のないように前置きですが、、、あくまで私はという話です。
私自身が親の再婚で精神的に辛い時間が長かったことがあり、私の中では再婚という言葉は少なくとも子供が成人するまでは1ミリもないです。
ただ、今は私の周りを見ても特に子供が小さいうちは子供のためにも再婚をするという人が増えていて、小学校低学年までなら再婚率がとても高いように思います。
あくまで私の身の回り情報なのでデータはとってないんですけどね(笑)ってかそんなデータあってもどうでもいいし。。
でも、そういう中でも私のような人も結構いるんじゃないかしら?という思いとともに、、、ここにもお仲間いますよ!という発信をしたいなと思いました。
再婚がダメということは全然なくて、、どちらかというと子供が小さいうちは「何故子供のためにも早く再婚してあげないんだ?!」くらいな圧を周りから(まぁほぼほぼ親からですが(笑))感じていました。
だからこそ、口に出しては言えなかったし、親には永遠に言わないけれど、ずっと『再婚は絶対にしない』という意思をもっている私の思いを書いてもいいのかなぁと思いました。
こういう人もいるよって、、、今一人で頑張っているあなたに届けばいいなと。。。
親の再婚で死ぬほど辛かった私
とかってタイトル書くと、虐待か?!とか思われそうですが、それは全くないです。
以前他の記事でも書きましたが、ママ彼(母の内縁の夫)はとっても良い人で、母や私、弟のために親以上に尽くしてくれました。
それでもこれはもう本能的に拒絶する気持ちがどうにも理性に勝ってしまうから、本当に辛かったです。
私自身がとても父を好きだったこと。
それでも父にあまり愛された記憶がないこと。
父の死から1年絶たずにママ彼が同居しはじめたこと。
私以外の家族(母とまだ幼稚園生だった弟)は彼との生活がとても必要で大事だと感じていることを私自身が痛いほど感じていたこと。
それにも関わらず私自身が思春期真っただ中の14歳で、生理的に本能的にどうしても彼との生活が受け入れられなかったこと。
それでもまだ一人立ちできる年齢ではなかったので同居する以外の選択肢がなかったこと。
これらが私の辛さの原因でした。
特に父が脳死状態になってからみるみる痩せて10キロ以上痩せて声が出なくなるほどやつれた母が元気になり、まだ幼かった弟が毎日彼と楽しそうに遊んでキャッキャッ笑っている姿をみると私だけが悪魔だな、、、私さえいなければみんなが幸せになるのに、、、と思春期真っただ中の私は時期もあいまってメンヘラ状態でした。。
今思えばあんな状態の私にさえ声を荒げたり、手をあげたりせずにいてくれたママ彼は本当にできた人だなと思います。
でも、これがきっかけで家族の中で私はいない方が良い存在なんだという思いがどんどんこじれて行ってその他の様々な今まで表面に出ていなかった家族との問題や自分自身の問題も絡み合い10年近く私は苦しい時期を過ごしました。
離婚を決意した時に一人で育てることを覚悟しました
自分自身の経験もそうですが、もう一つ再婚をしないと決めた大きな要因は私が離婚を決意した理由とも重なります。
以前の記事でも書いているように、どんなことを我慢してでも離婚はしたくないと思っていた私が離婚を決意した理由は『私と同じ強い思いと覚悟で子供を思っていないことが分かったから』です。
私のママ彼がそうであったように、血のつながった親でなくても血のつながった親以上に子供を愛してくれる人は沢山います。
私自身子供を産むことより育てることの方が何万倍も愛情がなければできないことだと思っているから、実際に生みの親がいなくても育ててくれた強い愛情をもつ血のつながらない親がいることは明白です。
でも、血のつながっていた父親でさえ結局自分の方が可愛いという、あの程度の覚悟で親になったのだから、他人をそうそう信じるわけにはいかないというか。。。
私自身の子供への思いが強すぎるというのもありますが、とにかく本当の父親であの程度だったのが分かった時点で『私しかいない!』という結論になりました。
なので、離婚を決意した瞬間=この子をしっかり育て上げるまで再婚は絶対にしないとなったんです。
まぁ、、乗る船の舵取りは自分がしたいとかっていう私自身の性格的な気質も多分に影響していると思いますが(^^;
そして昨今の内縁の夫による虐待事件の数々
本当に気が滅入るような凄惨な事件が多くて腹立たしいし憤ります。
私のママ彼のように良い人も沢山いるけれど、正直ニュースを見るにつけ、再婚しない選択をして良かったと思ってしまいます。
出会い系で知り合った明らかにろくでもない男による事件もありますが、そういうたぐいとは違うような事件もあります。
それは本当の父親でもいくらでもあることだからそこに血のつながりを持ち出すのは違うとはおもうのですが、、、何というか。。。
究極そういうリスクの確立を少しでも減らすためにはやはり私が一人で育てる選択しかないなという極論的な考えに行きつくという。
分かってもらいにくいかも知れないけど、、、再婚がダメというより、自分以外ダメだから離婚もしたし再婚もしないという感じ。いや~我ながら大分極論ですね。。。
もちろん、離婚を言い出したのは相手側からだったので、こんな一人ファシズム的な身勝手な考えでシンママになった訳ではないのですが、でも結局最後の決断をした時にこういう考えにたどり付きました。
もしくは、当初はそうやって自分自身をなだめていたのかもしれないけれど、、、今は確実にこういう意思をもってこの生活を選んでいます。
だからこそシンママでいることはそんなに辛くない
こうやって離婚を決意した理由も、再婚をしないと決めた理由も良くも悪くも自分の中で確固たるものがある、ある種自発的なものだからこそ、離婚当初はともかく落ち着いてしまえば快適さの方が上に立ちます。
それしか選択肢はないのだから。
でも、そんな私でも離婚当初の何年かはやっぱり死ぬほど辛かったのです。。
でも、私と同じような思いを持っているならきっとその先は大丈夫だから、何とかあと少し乗り越えてほしいです。
小1の壁を乗り切って子どもが2年生くらいになると大分景色が違ってくるはずです。
とにかく幼少期は一人では本当に大変でイライラもストレスも悲しみも苦しさもマックスですが、それはシンママの辛さというよりは子育ての辛さです。
今冷静に考えればあの夜泣きの辛い時期に下手に使えない旦那なんかいたらますます苛立ちも悲しみも苦しみも大きかったよなぁと思いますよ。
語弊を恐れずに言えば、幼少期の子育ての大半は何だかんだ母親がやることになるのだから、そこに子育て以外の余計な悩みなんてない方が良いです。
離婚しようかどうしようか、、、もしくは離婚したばかりだったりするのなら少なくとも結婚生活は破綻に近い状態だったのだから、その状態で子育ての大変な時期を過ごすより、覚悟を決めて一人で向き合うほうがよっぽど良い。
結婚していると相手に期待しちゃいますからね。。
そして、その期待を裏切られて苛立ったり苦しくなったり。。。
シンママで小さい子供を抱えて辛い苦しいという時期を私も経験したけれど、、それは離婚やひとりの辛さではなくて子育てが大変という辛さだから、それをシングルだからということとイコールでは考えない方が良いです。
あと数年たてば『あ~自分と愛する子供だけの生活快適すぎだわ~!!!』ってほくそ笑む日が来ますから!絶対に!!
この快適な日々を手放したくないので私は再婚は絶対にしません!
ってかそもそも相手がいないけどね(爆)
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