晴れ女とか雨男とか。。。
気の持ちようではあるけれど、でも「あの人晴れ女だよね~」とか「あいつホントに雨男だよな~」なんて会話は誰しも一度はしたことがあると思うので、他人から見てもあるというところがちょっと不思議ではありますよね?
どうせなら晴れ女になりたい!という人のために、自他ともに認める超晴れ女な私が自己分析してみました。
晴れ女かも?とは思ってた
大学生くらいの頃には『私って晴れ女かも?』と気付き始めてました。
友達との会話の中で『そういえば、運動会とか遠足とか延期になったこととか1回もないなぁ~』程度の些細なことです。
まぁ、そもそもスピリチュアルな感じで雨女とか晴れ女っていう認識はしてないので、自分が大事にしたい日(晴れてほしい日)に晴れるという、あくまで確率の話として自分はどっちかと言えば晴れ女だなぁと思っていました。
他人から「晴れ女だね!」と度々言われるようになる
その程度だったのですが、友達に雨女や雨男と豪語する人がいて、その人たちと集まってイベントを計画した時に「いや~私雨女だから天気大丈夫かな~」というので「私晴れ女だから大丈夫だよ!」とノリで答えたら実際に晴れたという経験が重なり「chikakoは晴れ女」と言われるようになります。
数名からお墨付きをもらうと何だか自分でもそんな気になって、この頃には積極的に「私晴れ女だから大丈夫だよ!」と使うようになっていきました。
超晴れ女になれた3大イベント
シンガーソングライターとして地方にツアーを組んだ時に、大阪の大きなラジオ局のイベントに出演できることになったのですが、そこが野外ステージでした。
ところが前日から台風で豪雨の中、機材車を走らせ「まぁchikakoは晴れ女だから大丈夫だろ」とメンバーが会話する中、実はかなり不安ではありました。
前日の夜中の2時の時点でホテルのテレビでニュースを見ていると正直「さすがにこれは厳しいね」ってくらい全く無理そうな状況でした。
13時からのイベントだったので言っても半日後に晴れるとは到底思えないし、天気予報も一日台風って言ってるし(^^;
でも、私としてはchikako 名義でバンドメンバーを集めてスケジュール調整してもらってここまで来てるのに!という意地もあり各自の部屋に戻る前に祈りも込めて「大丈夫!私超晴れ女だから明日は絶対ライブやるよ!しっかり寝てね」と言い放ちました。
まぁカッコつけたかっただけだよね~
根がパンクスなのでカッコつけたいんですね(笑)
こんなこと言って晴れたら超絶かっこいいじゃん!というノリでしたけど
翌朝。。。
真っ青な空にギラギラ照り付ける太陽!
晴天でした!
こんなことが翌年のツアーでもあり、このあたりから自分もメンバーもファンのみんなの間でも「chikakoは超晴れ女!」が定着していきました。
このツアーでの台風が晴天になったのが2大イベント。
3つ目のイベントはシンママの今はあまり思い出したくないのですが、結婚式です(笑)
ここに超晴れ女の私をおびやかすほどの超雨男である音楽関係者を呼んでしまったのです(笑)
知ってる人は超晴れ女VS超雨男だな~と面白がっていましたが、結果晴天でした。
ただし、この雨男さん、スピーチでも「超雨男なので~」という話をしていたんですが、、、何と列席者が帰る時間帯にだけ全く予報にもなかったのにいきなり天気雨が降り出したというミラクル!
帰り際には知らない列席者の人からも爆笑されつつ帰って行かれました(^^;
でも、その後私が着替えて二次会会場に移動するときには晴れていました。
このコンサート×2回と結婚式が自他ともに認める超晴れ女説の所以です。
晴れ女ってようは思い込みでしょ?と息子に言われる
ずっとそう思ってきたのですが息子に「晴れ女ってようは思い込みでしょ?」と言われました。
まぁ、、確かに私の真上だけが晴れてるわけじゃないし、少なくとも周りの大きな円周上の人たちはみんな同じ天気の中にいますよね?
そこで考え始めました。
確かにそうんなんだけど、何で私だけではなく周りもみんな私が晴れ女だと認めてるのか?
そしたら、晴れ女が晴れ女でいるための一番大事なことがポジティブマインドだなと気付きました。
晴れ女になる方法
他のサイトを見てみたらいろいろとスピリチュアルなことが書かれているところもありましたが、要は思い込みと強い気持ちかなと思います。
私自身が晴れ女であるために気を付けていることがあるとしたら3つです。
- 私は超晴れ女だから大丈夫!と強く信じる
- 晴れるから大丈夫!を過信しない
- 雨でも楽しめるマインドを常に持つ
この3つです。
晴れ女だから大丈夫と強く信じる
占いや魔術ではないので「この日絶対に晴れにする!」とか「どうか晴れますように!」と必死な感じじゃなくて、「晴れるから大丈夫!」とどっしりと肝っ玉母さんのようど~んとしている感じです。
言ってしまえば天気は科学的にある程度決まっているのだから案じたり、念じてもあんまり意味がないですからね(笑)
さらに言うと、この「晴れ女だから大丈夫!」は自分のためというよりは周りに対して「大丈夫、大丈夫!」というのに近いです。
例えば運動会なら頑張ってきたクラスメートみんなに対して「大丈夫晴れるよ!」という感覚。
私が晴れてほしいから晴れろ~~~!みたいなエゴな感じはやっぱり違うかな。
私自身が「晴れ女だから大丈夫!」という時は「頑張ってるんだから幸せになるよ!」と同義語という感覚があります。
晴れ女だから大丈夫!を過信しない
2つ目もとっても大事で、一時期「私は晴れ女だから大丈夫!」と雨の用意をしないとか、雨のことを想定しないようになっていたのですが、この頃は多々突然の雨にやられてぬれねずみなんてことがありました。
なめてかかるとダメってことだな~
なめてたわけじゃないんだけど、自信を持つことと過信することは違うってことですよね。
雨でも楽しめるマインドを持つ
晴雨ってことで言えばどっちかなのだから、雨の確立だって多々あるわけです。
だから雨を過度に恐れずに、雨の場合の楽しむ方法もサクッと頭に描いて最低限の準備はしておきます。
そうすると「大事なイベントが雨でつぶれて最悪だった」という事態は避けられます。
つまり、雨を怖がりすぎないことです。
別に雨が降ったら降ったで楽しめる方法を脇におきつつ晴れを信じればいいのです。
雨だから楽しみがなくなるというわけではなくて、雨だと想定していた楽しみはできないけど、それ以外のことを楽しもうという気持ちを持つように心がけています。
そんな風に思って、雨の時の用意も入念にとまではいかずともある程度しておけばいいのではないかなと思います。
私は晴れ女!というポジティブマインド
ここまで見ていくと、この考え方って晴れ女云々っていうことだけでなく、全ての物事に対してのマインドとしても理想的な気がします。
「私、晴れ女だから大丈夫!」は自分を信じる言葉で、かつ私なら大丈夫!という言葉に似ています。
使う時も感覚としては同じ感じで使っているように思います。
大事なのは
- 自分を信じる
- 過信はせずにきちんと準備もする
- ダメな時にもそれなりに楽しめることを認識する
ポジティブマインドって言うと単なるプラス思考と思われがちですが、実は2番、3番が大事だったりします。
シンママになって助けられた晴れ女理論
実際に現実を見れば、結婚してすぐに旦那がいなくなり、養育費も慰謝料も面接すらなく一人きりでの子育てだして、お金も全然ないしメッチャ不安定だし。。。
自虐はそれぐらいで勘弁してくれ~
でも、この状況を「元のせいでこんなつらい状況になっていて毎日働いて子育ても一人でして不幸だ」と思うことはなく「こんな愛する息子と二人きりの生活できて、煩わしい旦那とかいなくて超幸せだからお金の苦労くらいはそりゃ仕方ないよね~」くらいに思っています。
もちろん離婚してしばらくはどんより暗~くネガティブでギスギスしていました。
でも、自分が不幸だ~という思いでいるとどんどんネガティブになって空回りしていきました。
全ての物事をうがった見方しかできなくなって、世界は憎らしいもの、恨めしいものであふれて自分の心の中には怒り、憤り、憎しみが渦巻いてささくれ立っていました。
多分、憎むこと、恨むことに疲れ果てたんだろうと思います(笑)
数年の苦しい時期を越えて、ふと周りを見渡して「あれ?実は周りだってそんなに手放しで幸せなわけじゃないみたい。。。」「私って実は意外と充実した日々を送っているのかも?」なんてことに気付き始めます。
過去に起きたことは変えられない。
その変えられないもの、マイナスなことばかりに目を向けずに、あるほうの物に目を向けるようになって少しずつ変わってきたように思います。
【コップ半分の水理論】ですね。
ない方ではなく今ある水の方に目を向けていく。
足りないものや失った物を数えるのをやめて、自分が手にしているものに目を向けるようになった。
こうすることで自分自身の精神状態は遥かに楽になりました。
子供はママの精神状態を敏感に察して感化されていくので、このことで子育て自体も楽になっていきました。
大変だし、不条理だけど雨は絶対になしにはできないから、雨で損したことより晴れて楽しかったことのラッキーに目を向けるようになれると好循環していくと思います。
さらに雨でも雨ならではの楽しいこともあるってことに気づけばそんなに雨は怖くない。
シンママは状況もいろいろで正直、このマインドにすぐにはなれない人も沢山いると思います。私自身だってどん底までメンタルやられたからこそ上がるしかなくて上がってきた気もしますから。。
ただ、今は無理でもいつかコップのある方の水に目が向くようになろうって思うだけでも違うのかなって思います。
晴れ女になる方法!まとめ
息子の言うように晴れ女は思い込みでもありますが、最悪を想定し、準備したうえでの信じるということだからとっても大事なのです。
もしかしたら雨で何かがつぶれたとかできなかったということはあったのかも知れませんが、私はそれを一つも覚えていないくらい大した打撃を受けてこなかったということなんだと思います。
そして、これは母としては子供と接するときにも大事な考え方だし、子供自身にも伝えていきたいポジティブマインドかなと思います。
まぁ、私もまだまだなのですが。。。
息子に何と言われようと「私は超晴れ女!」って言い続けます(笑)
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