小学校にあがってから学校法人がやっている学童に月額3万ちょっと払って行かせていたのですが、そこがあまりに教員たちの質が悪すぎて。。。
こんなところに心配と憤りの気持ちのまま通わせてもだめだなぁ。。と
息子自身も行くのを嫌がりはじめたこともあり、3万円分習い事で埋めて、お留守番時間を減らすというやり方で乗り切りました。
ただし、キッズケータイやこまめなGPSチェックで危機管理は徹底しましょう。
→うちは家と職場を近いところにしたので、何かあったらすぐに駆け付けられるようにはなっていました。
なので、習い事の数はシンママ家庭にしては多いかもなぁと思います。
が。。。6年間いろいろさぼり事件がありました。
答えは出ないけれど、、私の経験や悩んだなりの結論をお話することで悩んでるママさんの参考になれば。。
習い事は子供の同意のあったものだけ
そもそも習い事は必ず子供のやりたい!の意思を確認して始めました。
近くのスポーツセンターやスタジアムで開催されている習い事一覧を見せて一緒に選んだり。。
もちろん本人からの意志だけだと遊びのものだけになってしまうので、例えば「勉強に関することもしなきゃいけないから、公文とそろばんだったらどっちがいい?」とか。
友達がやってるからという理由だけだと弱いと思い、体験とかも行かせたうえで決めました。
本当はサッカーや野球がやらせたかったのですが、どちらも土日に親が参加しないといけないことが暗黙のルールだったので(いわゆるお茶当番とか、遠征に連れて行くのに車を出したり引率したり)これらは無理でした。
習い事をするにあたっての我が家のルール(目標)を決める
6年の間にいろいろやりましたが、1クールごとで終わるスポーツセンターの講座系は別として、全ての習い事をするにあたっての我が家でのルールは『1級になる(もしくはそれ相当のレベルか1番になる)まで辞めない』でした。
これも当然本人の意思確認ありです。
明確な目標があることで通う意思や意味も出てきますし、辞めちゃダメというのはではなく、簡単にはやめられないという責任はあったほうが良いと思います。
まぁ、ちゃんと終了できたのはスイミングと陸上のみで、合気道は現在も通っています。
そろばんはさぼることも多く、向いてないということで何度も何度も怒ったり、話し合ったりで、結局5年の中盤からというかなりの遅い判断で公文に変更。
公文も結局5年からはじめて小学校分を終わらせるのを目標に始めましたが、これも結局時期的に追いつかず塾にシフトしています。
その他にやった習い事としては保育園が必須で習い事を組み込んでいる園だったのでピアノ、英会話、リトッミク、スイミングを経験しています。
講座系ではテニス、陸上系のフィジカルトレーニングとホントいろいろやってました。
さぼり発覚
最初のさぼり発覚は3年生の夏休み頃。
そろばんのカバンを整理していたら、なんだかプリントがいっぱいあって???となり
問いただしたら、何度かさぼっていたことを白状しました。
でも、私はこの時凄い大失敗をしたなぁと思っています。
物凄い怒っちゃったんです。
理由は以下に述べていますが、とにかく長年いろいろトラブルを通ってきたママとしての絶対的な教訓です。
何があんなに怒りの気持ちを生んだのか??
子供を感情的に怒ってしまったこと皆さんはありますか?
私は正直何度もあります。
特に別居期間から離婚して最初の数年が多かったと思いますが、この頃もまだまだどこかで「何で私が?!」っていう怒りと納得いかない渦巻のような感情が常に胸の中にあって、例えば仕事のストレスや人間関係でのもやもやなんかあった時にその苛立ちの気持ちと一緒になってうわ~っと出てくる。。
これってあるあるではないのかな?私だけかな??
シンママの私は正直随分長いことこのどこにもぶつけられない感情がありました。
そういえばいつからあの感情が無くなったんだろう?!ビックリだわ!
今苦しい憎しみと悲しみの複雑に絡み合った感情を抱えているシンママさん。大丈夫!あんなにひどかった私も気づけばあの感情無くなってます!
だけどこの自分のイライラが子供を叱る時に乗っかってしまうのってシンママだけではなく、ワーママや専業のママさんも少なからずありますよね?
旦那がいるからこそあてにして、あてにしてたのにあてにならなかった時の苛立ちは大きいですよね。
で、この『裏切られた』という思いは何だか旦那との間の感情に近い物だったこともあり、自分でもびっくりするぐらいガツンとしかも感情的に怒っちゃったんです。。
シンママとしては本当になけなしのお金をはたいて払っている習い事の月謝のことが大きかったのも確かです。
ここはシンママゆえのやりきれなさでもありますね。しつけのことだけで叱りたいのに、お金もったいないじゃない!って気持ちがどうしてもにじみ出てしまう(^^;
凄く怒ったのはしつけの気持ちがメインではありますが、しつけだとしてもここはそんなに怒るべきところじゃなかったなぁと今でも反省しています。
私の剣幕に圧倒されて「何回さぼったの?嘘ついたって先生に聞くから正直に言わないとだめなのよ!」と言われてあたふたしつつ結局1か月近くさぼっていたというので、ここで私の怒りは更に大きくなりました。
『はぁ~~?!!!!』となってすぐに教室に電話したところ、お盆休みもはさんでいたので来てなかったのは2回だけだったと判明しました。
今思えば、きっと子供も罪悪感があったからこそ実際よりも多い回数だと思っていたんだろうなぁと思います。
散々怒ったからか、私としてはこの教室からの返答で拍子抜けしました。が。。
息子にはこの出来事がとても大きかったんじゃないかなと思います。
そのあとにも6年生までの間にそろばんさぼったのが数回、スイミングが2、3回、陸上に関しては全く出欠も取らず親に連絡も全くしないというシステムということもあり、友達と一緒に4か月近く行ってなかったというのがありました。
ちなみに陸上の時はさすがに6年生だったし、期間が期間だったので激怒しましたが、教室に問い合わせしたところ2か月以上来ていない生徒が20人ほどいるとのことでシステム的にどうなんだ??という気もしましたが。。
さぼる理由は何かをきちんと知る
これは本人から聞くだけではなく、冷静に親の目から見てどうなのか?教室の先生にも聞いてみて話を聞くなどしてトータルで判断するのが良いと思います。
「何故?」を本人だけでなく、母親の冷静な目と、教室の先生からの話も聞いてトータルで判断するのが大事です。
小さいうちは自分の気持ちもきちんと説明できるほど理解はしていないことも多いし、ママにほめられれば楽しいし頑張る!とか、親が家にいてばれる子と違うので、友達と遊んでたら一人だけ抜けるのはやはり意思が強くないとだめで、何となく「まぁいっか」となってしまうこともあるでしょう。
①友達と遊びたかった
正直さぼった時は近くのスポーツセンターや公園に行けば友達数人と一緒にいることが多かったので、うちはこれが多かったかなと思います。
うちは月曜~土曜日まで習い事があったのでここら辺が正直無理のあるスケジュールだったのは確かです。
でも、「じゃあ習い事辞めていいから学童にする?」って聞くと「それは嫌だ!頑張る!」とのこと。
でも、これって子供には酷ですよね?
しかも家に母親がいるのと違って自分で時間になったら用意して行くというのはやはり誘惑に負けても仕方ないかなぁと。。
だって大人だって気分乗らないから今日はジム行くのやめようとかって思いますよね?(いや、、もちろんシンママになってからジムなんてお金かかることはやってませんけど、独身の頃通ってた時は月に何回かは決めた曜日でも行かない日ありました。)
子供だから言葉にできないだけで、何となく今日はだるいな、、とかってのもあるだろうし。。
ちなみに「友達と遊びたい」も具体的に話を聞くと、○○君は〇曜日が習い事だから、〇曜日じゃないと遊べないんだよ・・とかってのがいろいろありました。
子供なりに事情があるんだなぁと。。
②習い事自体が楽しくない、興味が無くなった
そのこと自体に興味が無くなるということもあると思います。
子供の興味なんていろいろ移って当然だし、そもそもが〇〇君がやってるからとかっていう理由だけでやりたくなったものもあるだろうし。
でも、ここは結構慎重に話を聞いてほしいところです。
③につながりますが、本当に興味が無くなっただけなのか?それともできないからつまらなくなったのか?ここは大きな違いがあるうえに、子供にはまだ自分がそのどちらの感情を抱えているのか分からないという場合も多いからです。
うちみたいに1番になるまで続けるというルールがあったりすると、興味無くなったから辞めるは通用しません!
と言いたいところですが
③好きだけど難しい、ついていけない
一見②の意見のように見えて、実はこちらの理由であることの方が多いんじゃないかなと思います。
何故行きたくなくなっちゃったのか?を先生の話なども参考にしつつ、よく話し合ってみて下さい。
でも、ここが難しいところですが、どうしても親側の意見を押し付けたり、もしくはやんわりと誘導したりしちゃうんですよね。。。
親としての希望って絶対あるし、期待したりしちゃいますし、、、
かと思うと、もう意味なさそうだからお金の無駄だから辞めてもいいかな。。と思ってそっちに誘導しちゃったり。。。
私も散々その習い事によって、いろんな場合を経験しました。
そのうえで気づいたのは何となく大人だから上手に誘導したつもりでも、結局親の気持ちで進めてしまった方向だと結局遅かれ早かれまたさぼったりというトラブルが発生するし、子供は相当敏感にそういうママの意向を汲んでしまっているということです。
だから、「ママとしてはもう少し続ければ〇級受かると思うし、今辞めると諦めたって感じになる気がするんだけどどう思う?」とか、もしくは「やる気のない状態で続けても進級は絶対無理だし、それなら○○やるという方法に変更して、こっちはやめるというのも手だと思うけどどうかな?」とかって、いろいろ具体的に提案してみたり、子供のことを誰よりも思っているママの意見をきちんと伝えてみたうえで話し合うというのもありかなと思います。
意外と子供も諦めるのは嫌だなと思っていたり、難しくてついていけず困っていたことなどが分かったりします。
習い事を通して本当に得てもらいたいことを再確認
習いごとをすることで、その事を上達するとかっていう単純な目的とは別に、いろいろ得られるものがあると思います。
①目的や目標を決めてそこに向かって努力することをを学ぶ。
②時間管理をして曜日や時間によって自分のスケジュールを調整したり、管理して時間感覚をつかめるようになる。
③学校以外にも友達や先生を作ることで自分の居場所やスタンスをいくつも作れる。
④習い事にはお金がかかっていることも理解させ、勝手に休んだり遅刻したりすることは双方にとって損失になることも理解させる。
などなど。。。
ここら辺を改めて一度ママの方が確認してみると対応にぶれが無くなると思います。
私は小さい頃は優等生だったし、親が絶対だったのでサボるなんてことは考えたこともなかったです。
なので、余計に自分の子供がさぼってたことが分かった時に「何てことを!!!」と思い、物凄く怒ってしまいました。
でも、そもそもまだまだ小さい子供が自分の意志で自分で時間を管理して、遊びを中断して用意をして習い事に通うなんて生活を毎日続けられるほうが凄いよな、、、と今は思います。
正直さぼった習い事はどれも出欠取らず、さぼっても親に連絡とかってシステムのないものだけでした。
そもそも習い事沢山させてるのもうちの場合は親の都合で、冷静に考えれば高学年になったら習い事より友達と遊ぶことの方が大事かなとも思いました。
ただ「さぼる」という行為はやはり良くないし、理由があるならきちんと親に理由を言って話し合って、きちんと辞めるなり変えるなりという手続きを取るべきだし、そこには親が働いて手にしたお金がかかっていることもちゃんと理解してもらいたいと思いました。
まぁ小学生には難しい話ですが、自分の意志で決めたことを変更するにはそれなりの手続きを取らないといけないということはちゃんと理解させた方がいいかなと思い、さぼり事件発覚の都度話をしてきました。
当時は悩んで知恵袋や子育て広場みたいな場での相談をいろいろ読みましたが、意外にさぼってる子はいます。それにさぼったことあるよっていう大人も沢山います。
だから良いとは思いませんが、私が思うほど衝撃的なことではないんだなというのは良く分かりました。
まして、週6日で習い事してて、その全てがさぼっても親にばれないし、おうちに親がいるわけでもない。。。となれば、ちょっと知恵のついた中学年くらいになれば、あってもおかしくないかなと思いました。(過ぎてみればですけどね)
なので、シンママの場合はとくにさぼったことは冷静にいけないことだよと諭したうえで、なぜさぼったのか?今後どうすればよいか?どうしたいのか?を冷静に話し合うと良いと思います。
ある意味、子供が成長して今までとは違う考えをもったという証でもあるので、絶好のコミュニケーションの機会とばかりに沢山子供の気持ちや思いを聞いてあげて下さい。
そのうえで、辞めるという場合にも「立つ鳥跡を濁さず」じゃないですが、きちんと手続きをふんでルールにのっとってきちんと辞める(最後の回まできちんと出るとか、先生にお礼を伝えるとか)というのを教えるのも習い事で得られる大事な事だと思います。
サボるのはそんなにやばいことではないです。
でも、そのさぼったという出来事をきちんと受け止めて対応しないと、その出来事を通してとても悪い考え方を身に着けてしまったり(ばれなきゃいいとか、平気でうそをつくとか)します。
対応を間違えると「次からばれないように、もっと上手に嘘をつこう」とか人によっては月謝を使い込むとかってところまで行くこともあるので、こうなると問題はかなり大きくなってしまいます。
ので、ちゃんと通ってるか?時折ぬきうちチェック的なことはした方が良いと思います。
がそこでさぼりが発覚しても一方的に怒ることはせず、子供の気持ちを良く聞いてあげたうえで、親としてルールを冷静に教えていくという態度でいると良いと思います。
まさかという感じではありましたが、6年生の長いサボりは一人で夜道を帰るのが嫌だったなんてこともありました。
小さい頃から遅い時間の習い事でもバスや電車を使って一人で行ってたので、何で今さらそんなことで?!とかなり驚きましたが、、思春期前っていろいろナーバスになったりする時期みたいです。
大人びてきたから平気かと思いきやまだまだかわいい子供なところもあったり、甘えたちゃんなところがあったり、、
その一件依頼私も仕事の時間調整して、帰り道の途中で待ち合わせして帰るようになったら、何だか嬉しそうでした。
何だかんだまだまだ子供なんだなぁと思い知りました。
こんな風にサボりという事柄はやっぱり子供からの何らかのメッセージなので、大ごとにしすぎても、しなさすぎるのも良くないので、大ごとだけど冷静に話をしているんだよってスタンスがベストかなと思います。
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