子育てのイライラ、、辛いですよね。
シンママは逃げ道無い一人きりだから余計に辛いですね。
うちの子は癇の虫が強くて誰からも驚かれるほど手がかかる子でし
ばぁばや保育士さんからも「大変」とお墨付きをもらうほどです。
そんなもの、もらいたくないんですけどね(;;
そこにきて、意に反する別居ですから。
もうほんとに今思い返して
でもね、思い返してみればほんのひと時のことです。
でも、とてもそうは思えないキツい日々だったからこそ、今の私から伝えられることを伝えておきたいです。
孤立無援の子育て
私自身、父を中学で亡くしているので母子家庭が長く、母は内縁の夫はいるもののバリバリ働いていたので実家に帰るとかって
私自身も別に一人で何とかできるというタイプの人間なのもあって
役所や病院の母親教室とか行くと床上げ一ヶ月はなるべく実家などでゆっくりしましょうとか言うけど、、
どうなんでしょう?
犬や猫だって自分で産んで自分で育てるんだからできるでしょ?と
「女手一つだと電球変えてくれる人もいないしね、、」とか言う人
まぁ、、、、だからシンママなのか(自爆)
そんなわけで当たり前にこれをこなさないといけないと思っち
正直夜泣きがはじまってからは限界ぎりぎりで虐待してしまうので
声を荒げたあとに募るのは怒濤の後悔と自分へのふがいなさと嫌悪でした
開かれた場に自分と子供を置く
今って核家族化が進んでいるから正直虐待とかって陥りやすいよう
やっぱり子育てって地域や家族とか、なるべく開かれた場で沢山の人が関わっていくほうが良いです
シンママは特に孤立しがちなので、もしも、虐待してしまいそうな
近所の子育て支援センターとか、地区センターとかの遊び場でもいいです。
保育園や実家に預けるという安全な方法でひと時子供と離れるのも
離れると凄く大事だってことを改めてひしひしと思い知りますから。
子育て本はほぼ役にたたない
でも私はそれができない環境でした。
時々遊びに行ったりはしていましたが、母も仕事していたし、何というか、、、母親って大人になっても自分にとって母親で、ダメなところをさらけ出せないというか。。。怒られるんじゃないかと怖気づくというか。。。
なので、私はとりあえず子育て本を手当たり次第に読み漁りました。
特に「男の子の育て方」みたいな。。男の子に特化した奴ですね。
書いてあることは。。。
怒らず抱きしめましょう!とかママのストレスを受けてぐずついてるとか。。。
そうかぁ・・・とかって思うことはあっても、根本的な解決にはならないです。
少なくともうちはならなかったです。
解決の手立てを失うようで余計辛くなったし、自分が責められているような気にもなりました。
だから、子育て本は気持ちに余裕があるときに一つの考え方としてインプットするのは良いけど、限界の時にはあまりおすすめしません。
ただし、恐らくイライラして感情的に怒った後には後悔の時間があるはずです。
この時間をただの自己嫌悪にしないで次に生かすものにするためにはできない大前提でいいので怒らない子育てを推奨した本を読むのはとても大事だと思います。
記事の最後におすすめの本紹介しているので余裕がある時に、実践できな大前提で読むのはおすすめです。
先輩ママの心からの後悔のつぶやき
唯一私が自分の心を少しコントロールできる手立てとなったのが先輩ママの後悔のつぶやきでした。
彼女は息子さんが3歳の頃に相手の一家総出での宗教に賛同できず、限界を迎えて離婚に向けて別居をし始めました。
旦那さんは離婚に同意していなかったことと、相手方の実家が安定したお家だったんで、自分の生活が安定するまでという条件での別居でした。
専業主婦だった彼女はこれを機に飲食店で12時過ぎまで働き、家賃の安い駅から遠いアパートに自転車で30分もかけて帰るという日々を2年近く続けましたが、結局限界が来て諸々話し合いの末元鞘に収まることに。。
でも、抱っこ抱っこの時期を離れて過ごした息子さんは戻ってもあまりなつかず、あっという間に手を離れる年になってしまったそうです。
うちの息子なんか今でも時々ハグしにくるくらいなんで、彼女のお子さんの場合はやはり気持ちの上でいろいろあるのかもしれませんが、でも、毎日毎日手をつないで帰ったり、抱っこしたりという時期があっという間であることは確かだと思います。
そんな彼女がいつも言ってました。
「子供がママを求めて抱っこ抱っこっていうのはほんの一時。
私はその大事な時期を離れてしまったことを後悔してもしきれない。
泣いたりダダをこねたり、癇癪をおこしたりって、そこにいるママにしたらイライラすることだろうけど、そういう時期を味わえなかった私からすれば、それだってママが好きでママを頼って甘えてるからこそのことだから羨ましいとしか言えない。
大変だろうけど過ぎてしまえば本当にあっという間のひと時だから大事にしてね」と・・・
大変な時期に唯一自分を落ち着かせて、イライラをトーンダウンさせてくれたのがこの言葉でした。
あっという間とはとても思えないほど毎日毎日大変だったけど、本当に過ぎてしまえばあっという間でした。
イライラさせられる、駄々や癇癪の根本的な解決は今でもよく分からないけれど、そういう時期に翻弄されてイライラしながらも子供とちゃんと付き合うことで信頼というものが生まれるのかも知れないなぁと思います。
そう言えばうちの子、保育園の途中の道でいつも癇癪を起して暴れたりと大変だったんですけど、ある程度きちんと説明できるようになった年長さんの時に「ここの道のアスファルトのぶつぶつが気持ち悪くて背中がもぞもぞする!」って言ったんですよ。
え~~~それが原因だったのかぁ!!ってめちゃくちゃ驚いて、同時になんだか感動したのを覚えています。
そんなふうに小さい頃手がかかった子は、ある程度理路整然と話ができる年になると途端に手がかからなくなったりもします。
かかりすぎて、普通になっただけのことが楽になったように感じてるだけかも知れませんが(笑)
中学になった息子は今じゃもう少し私にかまってほしいわ!ってくらい手を離れてます。
子育てってきっとそんなもんです。
でも、ちゃんと手を離れられたのも、あの壮絶な(笑)一時期があったからこそなのかも知れません。
死ぬまで正解なんて分からないし、、いやそもそも子育ての正解なんてないのかもしれないけど
小さい頃手がかからなかった子が中学になって突然家出したり、摂食障害になったり、登校拒否になったり。。。周りにはそういう話がいくらでもあります。
コーチングの先生も言ってましたけど、いわゆるやんちゃな子は生命力が強いから基本何とかなっちゃう子が多いですけど、心配なのは逆に手のかからない子の方ですって。。
まぁ、それだって人それぞれだから、一概には言えないですけどね。
ただ、乗り切るためにはそう思って「きっと後で楽なはず!」と思うしかないですよね(笑)
少なくとも現時点では私は「確かにそうだから大丈夫!頑張って!」と言えますよ。
それに疳の虫の強い子って、いわゆる感性とか感受性が豊かな子なので、自分を制御できるようになればとっても優しくて、人の気持ちの分かる子になります。
ほらほら、コップ半分の水理論ですよ!
抱き締めなかった数秒が悔やまれる
そんなわけで、散々向き合って愛憎劇(笑)を繰り広げたような気がする私は、それでも手もつながなくなってしまった年になった息子を見て、抱きしめてあげられなかった過去の人生の中の数秒を悔んだりしています。
あ~もっと抱っこしていたかった。
もっと手をつないであげたら良かった。って。。。
そう、子育てはカウントダウンなんです。
『今思えば、あれが最後の授乳だったんだなぁ』
『今思えば、あれが最後の添い寝だったのかも知れない』
『今思えば、あれが家まで手をつないで帰る最後だったのかも知れない』って。
今抱えているイライラの直接的な解決法はないけど、ママを必要としてることだけは確かな事実。
誰かにこんなに必要とされるってそうそうないです。
その時期を通り過ぎた多くのママが「もっと~していたらよかった」と数秒ですら後悔していることをどうか心のすみに覚えておいてほしいです。
くれぐれも苛立つ自分を責めすぎないようにしてくださいね。
以下は実践できないこと大前提でも定期的に読んで頭の片隅に置いといた方が良い【子育てにおいて怒って解決することはほぼ1つもない】を心にとめておけるおすすめの本です。
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