あんまり需要はないと分かってはいるのですが、やはり元々シンガーソングライターなので自分の思いを届けたいという衝動は押さえられないので独り言でもいいかな~くらいの気持ちで書いちゃいます。
辛かった時期を気づけばとりあえず越えていた
このサイトではいろいろなジャンルの話をお届けしてますが、そもそもこのサイトを立ち上げたきっかけは
あの頃、辛かったなぁ、、、
というこの一言につきます。
生きるのに必死で悔しさや憤りも、惨めさも、悲しみも何もかも噛みしめてる時間も余裕もなかったけど、自分を飲み込んでしまいそうなマイナスの感情の絡まりあった塊が常に自分の中に渦巻いていて、まさしく病んでいたと思います。
そして、息子13才。
今も生きるのに必死だし時間もお金も余裕なんてこれっぽっちもないけど、それでも気づけばあの恐ろしい塊は確実に自分の中から消えてました。
だからこそ、あの頃の私がもしそこにいたら伝えてあげたいことがたくさんあるなと思うのです。
そして、あの頃の私はきっと今もそこここにいる気がしてならないのです。
だから、このサイトを立ち上げようと思いました。
ただ、見出しにあるように『とりあえず』であることは間違いなくて。。さらに『超えた』ではなく『越えた』というところが結構大事です。
超えたというほど先の事を楽観的には思っていなくて、何とか踏ん張って今をどうにか乗り越えたという感じですし、悩みなんてほんとに1寸先は闇ってくらい、突然ど~んって落とされたりしますからね。。
まぁ、こんなこと言ったら元も子もないんだけど(^^;
でも、そういうのはシンママに限らずです。
生きてればみんなそういう危ういところにいるのは仕方ないです。
でも、そういうこと諸々含めても、やっぱりあの別居から離婚して最初の数年の辛さは本当にひどかったから、、今もどこかであの時の私のような人がいるならどうか届いてほしい。。。と思うのです。
今思えばだけど、あの頃の息子をもう一度抱きしめたい
あの頃はとてもそんな余裕はなくて、日々を越えるので精いっぱいだったけど、以前の記事でも書いたように忙しさと苛立ちの中でも常に頭の片隅にあったのは先輩シンママの重すぎる言葉でした。
子供が小さくて「ママー、ママー」という頃(3才前後)の3年ほどを別居して離れて過ごした彼女は二度と取り戻せない一時期を一緒にいられなかったことを死ぬほど後悔していました。
あくまで職場で一緒になった人でプライベートのつながりは全くなかったけれど、そんな彼女が一度だけ本当に真剣に「あの頃の自分の選択を物凄く後悔しているから、忙しくて大変だと思うけど、本当に手がかかるのは一時期だけだからどうかその時間を大切にしてほしい」と独り言のように自分に話してくれたんです。
その言葉は時に苛立ちで子供の顔を見ずに返事をしたりしてしまう自分を戒めてくれる言葉になりました。
無理はだめだけど後悔はしない方が自分のためになるから・・・
多分「何で私が?!」「どうしてこんな思いをしなきゃならないの?!」って「物凄い不条理だ!!!」って気持ちが大きいと思うんです、今は。
私はとにかく見る者すべてが恨めしく、幸せアピールしてるつもりはないだろうけど不幸になってみればそうとしか思えないSNSやブログは全て削除して、全ての人との関係を絶って、それでもなお道行くファミリー全てが恨めしかった。。。それくらい悔しくて、悲しくて、不安で、荒みまくってました。
だから、今は無理はしない方がいいんだけど、あの時自分の余裕の無さ故にしてしまった息子へのヒステリックな態度とか、ちゃんと向き合ってあげられなかったことって、今でも時折頭をよぎるくらいず~っと自分を苦しめます。
だから、正義や正論を説いているわけじゃなく、自分のためになるべくやっぱりない方が良いです。
あとあと、本当に自分を苦しめるから。。。
子供はいつか必ず手を離れます。
一人でいろいろできるようになっていきます。
そうすると一気に物理的な大変さから解放されます。
その時に少しでも後悔がよぎらない自分の方が絶対良いから「大変なのは今だけだから。二度と戻らないこの時間をどうか大事にして下さい。」
無理のできる範囲でいいからね。
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